
数年前に関東のショップで購入したものの増殖株です。2022年のZivo便で入荷したタイ産の美しいアポノゲトンです。画像3枚目の子株を2個、出品いたします。
いわゆる"窓模様"が入るアポノゲトンの中でも比較的に葉が細くスタイリッシュな印象を受ける植物です。
窓模様は葉の全体にしっかり入り、葉先は尖らず、強光下の新芽はオレンジ味を帯びるなど装飾性の高い草です。砂で育てた時とソイルで育てた時でかなり草体のサイズと葉のウェーブに差が出る草でもあります。色味はいわゆるスタキオスポールとかなり似ています。
水上葉や浮き葉は出さず、休眠期間もないためアポノゲトンとしてはかなり育てやすい部類になると思います。
栽培に関してですが、砂とソイルでかなり栽培の手触りが変わります。CO2はなくても育ちますが、入れた方が明らかに美しい葉を出します。
一般的なソイルで水草向けの環境であれば栽培は難しくなく、むしろ環境が合うとかなり大型化してウェーブも強くなり、葉の長さが50センチに迫るエキノドルスのような大型水草になります。葉は多少太くなるものの垂直に伸びたあと水面に棚引くのであまりスペースは取りませんが、葉の下はかなり日陰になるので注意が必要です。
外葉を定期的に落としていくことで株のサイズの制限が可能ですが、その際は植え替えをせずに追肥をしてあげるなど球根のケアがあると萎縮しにくいでしょう。
こういう場合はかなりシュートを伸ばしその先に空也上人立像のように連なる子株を数個付けます。そのまま育てていればある程度のサイズになりますので、収穫して植え付けできます。
続いて砂の環境ですが、いわゆる魚水槽と考えると底床肥料はかなり弱めにいれることになると思います。その場合かなりサイズ制限がかかり、成長も遅く大体葉が20センチほどで収まります。
葉もツルンとした丸みのある形になり、かわいらしい水景のワンポイントといった雰囲気に。ただこの状態でシュートを出すことはかなり稀なようで、少なくとも自分は見ていません。増殖したい場合は鉢植えなどが必要かもしれません。
同じ環境にスタキオスポールも植えていましたが、比較するとひょろっとしてみすぼらしい感じになります。
水槽栽培ですゆえ若干の藻類の付着ともしかしたらヨコエビ、スネールが混ざるかもしれません。気休め程度に炭酸水洗浄はしますが、ご了承下さい。
涼しくなってきたためプチプチ緩衝材とゆうパケット段ボールでの簡易包装になります。草体の傷を防ぐため水パックですので、植物に対して大きい箱なのは潰れるなどの事故防止のためご了承下さい。簡易包装で不安な方はご希望ございましたら一回り大きい箱と追加の緩衝材、保冷剤などをお付けしますので、落札前にご相談下さい。
状態の急変した時は出品を取りやめることがあります。ノークレームノーリターンでお願いします。