27.5×20㎝
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明治八乙亥年正月廿五日井上磯右衛門
全27丁半
【題箋】『世話千字文』
半丁→18文字 1丁→36文字
一行6文字×3行=18文字×2=36文字←1丁文字数
但し、なぜか2・3丁が「4文字×3×2」=24文字
(6×3×2×24)+(4×3×2×2)+(6×3×1)+6=972文字
【因みに】山林売り渡しの覚え書きのような紙片が挟まれていた。
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明治廿三年庚寅一月吉日 井上氏
全27丁半+3文字
【題箋】『世話千字文』
(6×3×2×27)+(6×3)+(3)=993文字
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【困惑】丁数と半丁毎の文字数[18文字か12文字か]からの概算だが、二冊とも、なぜか千字に満たない。
【参考】早稲田大学図書館蔵本を見ると「1行4文字」となっており、四文字毎の区切りの方が意味は取りやすい。本家の『千字文』も1行4文字だったはず。
「明治八年」の本がが突然2丁目から「4文字」になったのも頷ける。頭書から紙面節約のため「1行6文字」で始めたつもりが、元の頭(1行4文字)になってしまい、恐らく3丁目の途中でそれに気づき、キリの良いところで、4丁目から「1行6文字」に戻した感じがする。
【刊期等】書写年月日は上記の通り。
※全体的に、経年によるくすみ、汚れあり。
※経年による紙の劣化、変色、斑点状の染み、多数あり。
※梱包材の再利用に努めています。ご理解下さい。
※なお、落札頂いた商品は、郵送を基本としておりますので、土・日、休日・祝日の発送は致しておりません。あらかじめご承知おき下さい。