商品はタカラから２００３年に発売された『ワールドタンクミュージアム０４』より『９０式戦車（単色迷彩）』のシークレット（稜線射撃）になります。

  ワールドタンクミュージアムは、フタに封がしてないので、開封して写真を撮って元に戻しました。


  原型製作：海洋堂

  外箱とリーフレット、あります。

  リーフレットはシークレット専用のリーフレットで稜線射撃に関してイラスト付きで詳しく説明してあります。


  単色塗装の９０式戦車のシークレットバージョンです。ジオラマ作ってる人、どうですか？

  または、公開される時の急ブレーキの時の姿勢がこんな風に前傾姿勢になってます。


  日本の戦車は、基本的に待ち伏せ戦法を採ります（自衛隊は他国を侵略しないし）。

  日本は起伏に富んだ地形（というか平地が少ない）ので、地形を利用し、あるいは塹壕に隠れて大砲だけを突き出し、反撃を受けることなく敵戦車を撃破する戦術。

  この為、７４式戦車の頃から油気圧サスペンションにより車体そのものを前後に５度傾ける事が出来る様になってます。車高も－２５ｃｍから＋１７ｃｍの間で上げたり下げたりできます。スウェーデンの無砲塔戦車Strv.103が同じことが出来ます（Strv.103は無砲塔なので照準を付ける為に車体が動く）。

  他国の第３世代戦車には、これが出来ないので、稜線射撃する場合でも砲塔が飛び出してしまうとゆー。
  稜線射撃の際は、砲身に俯角を取らなければならない（大砲を下向きにする）のですが、実は戦車の大砲って、あまり俯角を取れません。砲尾が砲塔上面に当たってしまうから。

  なので７４式・９０式・１０式の歴代の日本戦車は車体そのものを傾ける事により、結果、主砲に大きな俯角を取らせることに成功してます。

  これにより、隠れて先制攻撃。その後も反撃を受けることなく安全に攻撃できるとゆー。しかも隠れる場所には事欠きません。

  写真にも写しましたが、ブリスターの中に透明の稜線台座が付属するので、これにスプレーで地面色を付けて飾るとカッコ良くなります。

  またはジオラマを作る時、単に並べるよりもより実戦的に稜線射撃姿勢での待ち伏せを再現することが可能です。



  縮尺は１／１４４で、全長：約６ｃｍ（砲身を含まず）。

  砲塔のハッチなどのモールドが細かく、出来は大変良いです。

  砲塔は旋回可能。主砲は俯角を付ける事が出来ます。

  組立は、機銃の取り付けが必要です。

  写真の１枚目は、９０式戦車単色稜線射撃姿勢。
  写真の２枚目は、横から。
  写真の３枚目は、ブリスターと箱とリーフレット。

  写真の４枚目は、シークレットリーフレット。

◆発送に関して。