*美術家 山村國晶 の リトグラフ作品 『WORK 2001-3-14』です。
2001年制作 限定50部 直筆サイン入り 額装品 【真作保証】です。万が一「真作」でなかった際には返品をお受け致します。
桜の花びらのような色合いの すてきな作品です。
*山村國晶ファンの皆様、作品を探されていた方、作品を気に入った方、ぜひこの機会にコレクションに加えてください。
・作品名:WORK 2001-3-14
・技法: リトグラフ
・イメージサイズ:約16.5 cm × 約15.0 cm
・額サイズ:約31 cm × 約38 cm (前面:ガラス)
・サイン:直筆サインあり
・制作年:2001年
・限定数:50部
※作品下部に、直筆サインと作品名、エディションの記載があります。
※作品コンディション:良好です。額も概ね良好です。
画像でご確認下さい。
1942年、名古屋生
1960年、愛知県立旭丘高等学校美術科卒
高校卒業後、高畠達四郎に師事。武蔵野美術大学在学中は山口長男、森芳雄、麻生三郎らに油彩画を学ぶ。
一方で大学在学中より南画廊、東京画廊など当時最先端の現代美術を紹介するギャラリーに足繁く通い、そういった場所でジャン・フォートリエ、ピエール・スーラ―ジュらアンフォルメルの画家たち、またジャスパー・ジョーンズ、ロバート・ラウシェンバーグ、サム・フランシスらアメリカの現代美術アーティストたちに強い影響を受け、一方で当時、東京で起こっていた様々な芸術運動を間近に見て過ごす。大学卒業後は名古屋に戻り、アメリカの現代美術に東洋的な色彩、フォルムの要素を加味した、サイケデリック流行の時代を反映した独特のフリーペインティング、ドローイングを発表し、評価を得ている。28歳ごろからは大学で教鞭を執りながら,その時代に作りあげたスタイルを追求し続け、1970年代後半より単一の鍵型のようなフォルムに到達して以降、独自のミニマルな図形を繰り返すペインティングを発表し続けている。初期より現在に至るまで一貫して、下書きをせず細い筆を用いてフリーに形をつないでいき幾重にも色を塗り重ねることで堅牢な画面を完成させる画法を貫いている。その形、色彩は年代ごとに刻々と変化していき、現在でも続けられており、結果、オリジナリティの高いポップな作風になっている。60年代の作品から現在に至るまで、その特殊な空間造形能力と自己投影のように執拗に繰り返される単一のモチーフによる芸術性は衰えを見せない。一見シンプルで空虚に見える画面は初期の作品に見られるような、内から湧き出る膨大な情報処理の果てと捉えることができる。
収蔵先
愛知県美術館(愛知県)、瀬戸市美術館(瀬戸市)、グラスバーン国立美術館(ルーマニア)、ニース市国際会議場(スイス)、旧東海銀行ニューヨーク店(アメリカ)、カレッジ・サンピテ(スイス)
(出典:SHUMOKU GALLERY)