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mail to inquiry about the whetstones・サイズ 約22.1 x 11.7 x 5.0cm
・重量 3,120g
中山には通常の横坑道の他に縦の坑道があり、その縦抗を掘る際に、職人さん達を
滑車を使って下ろし、採掘した砥石もこの滑車を使って地表に運んでいました。
この車口砥石の車とは滑車を使った入口という意味で、車口砥石と呼ばれるように
なりました。
刀剣研磨、特に切れ味を重視するような刀を仕上げる必需品で、観賞用の刀剣とは
違う目的で使われてきたものです。斜めに使えば尺鉋にも対応が可能です。
十分な硬さもあり、これだけの大型になると値段の付けようもなく、所謂”天井無”の
砥石の為、このような値付けになりました。
実際に使用することももちろん可能ですが、ここまで来ると日本の宝です。
出来れば使用せず、後世に残して頂けるような方に売却を希望します。
実際に裁断されてから150年以上経っていると思われ、層割れから守るため、当店
で養生作業を行いました。湿潤と乾燥を30回以上繰り返すと間違いなく層割れを起こす
状態でしたので、やむを得ず養生したものです。本来であれば金沢に送り、本漆
で養生すべき砥石ですが、移動での振動も怖い状態でした。
興味のある方は是非価格交渉をして頂いてからご購入頂けますようお願い申し上げます。
宜しくお願いいたします。
【乾いた状態】
【濡らした状態】
【乾いた状態】
【濡らした状態】
価格交渉で最も大事なのは「砥石の価値を正しく理解して交渉する」事です。
心から天然砥石の好きな方、天然砥石の価値が分かって頂いている方だけお問い合わせ頂けますよう
お願い申し上げます。
入札せずに、まずお問い合わせください。いたずら目的で価格交渉をされる方、或いは価格交渉が成立してもお支払頂けない方の交渉は固く
お断り申し上げます。
さらに、この特選コーナーは事前予告なく閉じることがあります。
貴重な砥石を長年並べると、あまり好きな表現ではありませんが
「目くそが付く」、つまり新鮮味が失われ
それによって希少価値も失われると昔から言われているからです。
波長が合う砥石がありましたら早めにご連絡をいただけますようお願いいたします。
さらに、気に入った砥石がありましたら画像を保存しておいてください。
このコーナーが閉鎖になった時、後で交渉出来るようにする為です。
どうか宜しくお願い申し上げます。
【特選品コーナーはこちら】他にも多数ございます。お店は
こちら【天然砥石の使い方】もご一読ください。
こちら