御存知!名手故Randy Rhoads/Bob Daisley/故Lee Kerslake/Don Airey参加 故Ozzy Osbourne大傑作1st「Blizzard of Ozz」 旧リマスター版
国内盤未開封新品でございます。
古いリマスターでございますが、最初のリマスターとなります。
このリマスター・シリーズ、名手Jake E.Lee時代大傑作”Ultimate Sin”では”Shot in the Dark”が短縮となっている事で知られますが、
今作はオリジナルに即したもの。
名マスタリング・エンジニア故George Marinoがリマスターを手掛けている事がミソ。非常にアナログ的な躍動感ある良心的な音質となっております。
内容は言わずもがな。
ラインナップはオリジナル期名手揃い。
御存知!故Ozzy Osbourne(Vo ex-Black Sabbath)、故Randy Rhoads(G、ex-Quiet Riot)、
Bob Daisley(B、ex-Widowmaker/Chicken Shack/Rainbow 後にGary Moore/Living Loud他)、
故Lee Kerslake(Ds、ex-Uriah Heep/National Head Band/The Gods他)となります。
また、ゲストとして名手Don Airey(Key、ex-Colosseum Ⅱ、当時Rainbow、後にOzzy Osbourne Band、Jethro Tull、Whitesnakeセッション、
現Deep Purple)が参加。
プロデュースは故Ozzy Osbourne/故Randy Rhoads/Bob Daisley/故Lee Kerslake。
制作エンジニアはかのMax Norman(後にLoudness/Grim Reaper/Megadeth等を手掛ける)。
(但し、事実上の共同プロデュースだった模様)
1980年3月22日~4月19日英国イングランド・ラスパー”Ridge Farm Studios”での制作となります。
七十年代後半に入り、八十年代という新たな時代に向けて新たな音楽性の模索が始まった音楽シーン。
Black Sabbathも御多分に漏れず、名作と呼ばれた「Sabotage」の大作主義志向を反省。
(ベスト盤リリースのインターヴァルを経て)コンパクトな意欲作「Technical Ecstasy」を制作。
コンパクト指向は同じであったものの、
新時代に向けたバンドの音楽性イメージや「メロディにおける色彩感の相違」という大きな隔たりが 【Iommi/Butlerと Osbourne】間には存在しており、
制作は困難を極めます。
意欲的であったものの(商業的にも)結果は芳しいものではなく、バンドには不穏な雰囲気が流れます。
「Sabotage」制作時から音楽性に不満を感じていた故Ozzy Osbourneは「色彩感ある音楽がやりたい」とBlack Sabbathを脱退。
Tony Iommiが嘗て手掛けた”Necromandus”(作品は当時お蔵入り)のメンバーと合流、音楽性やバンド構想を練る事となります。
一方、Black Sabbath側は(かのFleetwood Macを理不尽な扱いの後に解雇された)David Walker(ex-Savoy Brown)を加入させ、
新作制作に勤しむ事となります。
されど、思う様な結果が得られなかった故Ozzy Osbourneがバンド復帰を懇願。
バンド側はそれを受け入れ復帰させ新作制作に勤しむものの、
Ozzy Osbourneは「他人の曲は歌えない」とDavid Walker在籍時楽曲を拒否。
再作曲に再アレンジと紆余曲折の制作の末、新作「Never Say Die !」は完成。
デビュー10周年記念と重なり、ツアーへと勤しみますが、新作は不評。
おまけに前座に新世代革命児名手故Edward Van Halen擁する”Van Halen”を起用するも、その新世代の音楽性にバンドが追いやられる始末。
ツアー後は様々な責任問題を巡りバンドは更に不穏な空気が漂う様になり、最後には故Ozzy Osbourne解雇となります。
解雇された故Ozzy Osbourneは以前からの「色彩感ある音楽性」を実現すべく新バンド構想を練るも非常に難航。
投げやりになるもののL.A.にてDana Strum(後にVinnie Vincent Invasion/Slaughter)の紹介で名手故Randy Rhoadsが加入する事となります..........
(オーディション選考ではなく面接/初対面・一目で採用という始末(笑)。
そもそも音楽業界関係者には故Ozzy Osbourne自身が要望のみならず内容も伝えてあった感。
L.A.拠点/居住にて探索するものの、思う様な人材は見つからず。
挙句の果てには「如何にでもなれ!」ふてくされ酒を飲みソファーにふて寝していた所にチャイム。
無視してると更に続き、「喧しい!」と応対に出ればそこにはなんと【天使】が!
絶句するもののそれがオーディションを受けに来た人物だと直ぐ把握。招き入れる事となります。
その人物、かの故Randy Rhoads。
デモ演奏の準備に取り掛かるものの、故Ozzy Osbourne曰く「お前に決めた、俺は寝る」(.................あのねぇ.........)。
「何も弾いておりませんが......」と戸惑う故Randy Rhoads。
その横にいたDana Strum(?):「馬鹿野郎、聴いてやれよ。折角連れてきたんだから」
Ozzy Osbourne:「いいんだ、この男に決めた。俺は寝る」
擦った揉んだの末、叩き起こされた故Ozzy Osbourne。
デモ演奏を聴けば、正に求めていたスタイルを持つ人物と判り、成功を確信する事となります........................
「ルックスは重要だ」とは後に故Ozzy Osbourne................あのねぇ...............)
バンドそして音楽性の土台が完成。
その後嘗てのRainbow時代同僚名手Ronnie James Dioとのバンド構想を練っていた名手Bob Daisleyにアプローチ。
(ここから故Ronnie James Dioの故Ozzy Osbourneに対する僻みが始まる感が..............................................)
当時Pat Travers Band在籍名手Tommy Aldridgeにアプローチするものの契約問題で頓挫。
そしてバンド内の深刻な対立にあったUriah Heep在籍名手故Lee Kerslakeにアプローチ。
双方共に承諾を得て、バンド構想が実現する事となります........................................
(そもそもはソロではなく、バンド構想であった感がございます.......................)
そして当初は英国リリースのみとなるものの契約を締結。
本格的に制作が行われる...................という面倒な経緯がございます...................................
さて今作。
非常に創造性に富むラインナップという事もあり、楽曲・演奏アンサンブル等非常に充実した内容でございます。
(故Ozzy Osbourneが何気なく口ずさんだメロディに故Randy Rhoadsが興味を示し作曲が始まり、
Bob Daisleyが歌詞を持ってきた云々の逸話も...........................)
Quiet Riot在籍時に比べ、故Randy Rhoadsの成長は著しいもの。
そもそもQuiet Riotは故Randy Rhoadsのバンド。
されど、非常に上手いヴォーカリストであるものの「ワン・スタイル・シンガー」でもあり英国グラム系の音楽性指向の故Kevin DuBrowと
故Randy Rhoadsの背景にある音楽性がリンクし難い感があり、技術的にも音楽的にも限界がございました。
されど故Ozzy Osbourneが新たに指向する「色彩感ある音楽性」に故Randy Rhoadsのそもそもの音楽性が合致した事が
故Randy Rhoadsの才能や技術を強く引き出した感がございます。
クラシック・ギター系技術色が強く、独特の起伏を加えた巧みな演奏スタイルは非常に印象深いもの。
但し、同じL.A.のシーンで活動し故Randy Rhoads自身が前座も務めた”Mammoth”改め”Van Halen”の名手革命児故Edward Van Halenのスタイルを
自ら演奏スタイルに応用した興味深いものでもございます。
更にはロック音楽系には非常に稀有な「Bluesの影響が皆無」という才能のギタリストの一人。
(かの名手Alex Lifesonや名手Robert Fripp、薄いと言えば名手Steve Hackett、名手故Peter Banksや名手Steve Howeくらいでしょうか......)
驚くべき特徴を生かした演奏スタイル、作曲や音楽性を指向。
また色彩感が少ないと言われるHM/HR分野ではございますが、ここでは色彩感やポピュラー感を非常に強く打ち出したもの。
非常に幅広い音楽性の楽曲が揃い、飽きさせない出来となっております。
また、Bob Daisley/故Lee Kerslakeのリズム隊も非常に充実したもの。
HM/HR界最強のリズム隊の一つではございますが、非常に巧み。
非常に起伏に富みスケール感抜群。
ハイテク感のみならず変幻自在の感があり、名手故Randy Rhoadsの個性と上手く協調し見事な構築性を見せております。
またBob Daisleyは歌詞のみならず作曲にも絡んでおり、リズム面から見た音楽性で貢献していた感がございます。
(そもそもこのリズム隊自体が作曲に絡む感が.......................)
(「Uriah HeepではLee Kerslakeの演奏が他の演奏に非常に大きな影響を与えている」とは名手Chris Sladeの御言葉...................)
故Ozzy Osbourneは自らが望んだ新たな音楽性の実現という事があり非常に意欲的。
ヴォーカルのメロディ面の充実振りには目を見張るものがございます。
Black Sabbath隠れ名盤”Technical Ecstasy”以降、模索し続けた色彩感に富んだ音楽性を実現した感がございます。
正直巧みなヴォーカリストではございませんが、存在感と応用力は見事なもの。
かの名手Rick Wakeman(Yes/ABWH他)が一目置く事が理解出来るものとなっております。
元々アカデミック指向な感のある故Randy Rhoadsの意向が強く反映された理路整然とした音楽性の感がございます。
(だから王立音楽院出身名手Don Aireyとウマが合った感......)
故Randy Rhoadsに注目が集まりがちでございますが、
スケール感やポピュラー感を生かした楽曲もあり名手リズム隊の有り方が非常な聴きものでございます。
またゲストのDon Aireyでございますが.......................
そもそもBlack Sabbath”Never Say Die !”に参加した経緯がございますが、何せ王立音楽院出身。
アカデミックな背景を持つ技術的にも非常に優れたミュージシャンではございます。
故Ozzy Osbourneが高く評価するかのRick Wakeman(Yes、ABWH他)も同学校出身(こちらは中退)。
そもそもBlack Sabbath自体がかの”Yes”を羨望の眼差しでいた事もあり、
非常に理路整然としてアカデミック指向なミュージシャンに対して故Ozzy Osbourneは非常な敬意を抱く感がございます。
そこが起用の理由ではなかろうか?と................................
(次作参加のLouis Clarkも同校出身。
後々に関わり、バンド結成まで故Ozzy Osbourneに決意させたかの名手Steve Vaiもかのバークレー音楽院出身
(Frank Zappa Band出身でもございますが...........)
秋吉敏子/渡辺貞夫/小曽根真/山中千尋云々と巨匠・名手揃いの母校。
かの巨匠Gary Burtonが副学長を務めた名門。
ジャズ偉人Miles Davisは半日、巨匠Keith Jarrettは三日、名手Tom Scottは一週間で退学でございますが.......)
セッション参加とは言えど、
アカデミックな背景を持つ事からも(音楽性に自身の音楽的意欲が掻き立てられると)バンドの音楽性に介入したがるミュージシャンの感。
今作では非常に意欲的な感覚があり、明らかに創作に強く関わっている感のあるパートも存在。
非常に興味深いものでございます。
公私に渡るDon Aireyの故Randy Rhoadsに対する発言からも非常に実り豊かなセッションであった感があり、
その後の正式加入が伺える感がございます..................................
(かなりウマが合った模様。
故Randy Rhoadsが生きていれば、かのPat Metheny/故Lyle MaysやSteve Hackett/Nick Magnusの様に長い付き合いになった感がございます......)
今作は事実上Max Normanとの共同プロデュースの模様。音造りも独特なものがあり、正直手造り感がございます。
スタジオ制作ならではの加工感があるものでライヴの有り方とギャップが感じられるものでございますが、
過度の作り込みをしない所やハードではあってもへヴィさ・暗さを敢えて避けた音造りで非常に興味深いもの。
「色彩感のある音楽を造りたい」というBlack Sabbath”Technical Ecstasy”制作時からのOzzy Osbourneの要望が強く反映された感がございます.........
リリースすれば見事に大ヒット。ツアーも好評でバンドは順風満帆。
見送られたアメリカでのリリースも決まり、早々とアメリカ進出に向け新作制作が急がれる事となりますが...................................................
されど、マネージメントと名手リズム隊とのビジネス解釈(ソロか?バンドか?)が非常に異なるもの。
バンド内に不穏な空気が徐々に流れていく事となります.......................................
(これが後々の歴史改竄的な再リリースに繋がりますが...................................................)
この機会に是非。