★下がり続ける時代の不動産の鉄則 中古美品良書!!の出品です。
★2005年第1刷発行。商品は美品文庫本で、概ね良い状態です。
★送料はクリックポストで198円です。
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内容(「BOOK」データベースより)
バブル絶頂期に不動産市況低迷を予測した著者が断言。「日本の不動産価格は、まだまだ下がり続ける」。どこの、どういう不動産が、どう下がるのか―。緻密なデータ分析で、市場の短期・長期動向を明快に示す。「郊外の三〇〇平米を、駅近の一〇〇平米に」「遊休不動産は、すぐに売却検討を」「いま中古が割安だ」など、下がり続ける時代に、資産を防衛するノウハウを具体的に提言。
内容(「MARC」データベースより)
聞くのは怖いが知らないと損する! 不動産価格はどう決まるのか、データを使って平易に解説。「低金利時の買値は割高」「売る時は最初の客が最上客」など、今の時代に役立つ不動産売買の「鉄則」が理解できる一冊。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
幸田/昌則
福岡県出身。九州大学法学部卒。リクルートの三大都市圏の「住宅情報」誌の創刊責任者を歴任。不動産市況アナリストとして、バブル崩壊以前の1989年11月に発表した「関西圏から不動産価格が大幅に下落する」は業界に波紋を呼び、その後、予測の正確さを実証した。また、94年以降の住宅市況を「住宅バブル」と指摘、その崩壊が「個人に与える影響は甚大」と警鐘を鳴らしている。現在は、ネットワーク88を主宰。不動産業の経営、事業・営業戦略のアドバイス、幹部研修などのほか、経営者や、土地資産家を対象とした講演も数多くこなしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
目次:
1 知っておきたい不動産の鉄則10
2 不動産で失敗する人、成功する人
3 不動産バブルと住宅バブル
4 不動産新時代を生む不況と超低金利
5 不動産も本格的過剰時代へ
6 不動産新時代への対応ポイント
アマゾン評価:★★★★★
マンション購入検討の人だけでなく、日本の静かな変化に関心のある人必読, 2003/11/15
レビュー対象商品: 下がり続ける時代の不動産の鉄則 (単行本)
幸田氏の前著「不動産 新しい考え方と利益の出し方」(中経出版、01年)を読んで以来、次の著作がでたら必読と考えていました。
今回の著作は、90年代以降の不動産市況の分析などでは前著との内容的なダブりはありますが、新データと新たな知見・分析も付加されており、専門外のものとしては啓発された本です。
印象に残った点を一部紹介すると、80年代末の価格バブルについで90年代の住宅バブル、そして現在の03年問題を、東京圏の3度のバブルとして総括する点、また、空き室率が、おどろくべきことに中央、千代田、港などの都心部においてこそ、トップクラスであることや、世界的に見ても東京の空き室率が高いことの指摘、高級住宅地や一部のリゾート地への需要がは高い理由の分析、また東京の7割りがすでに二人以下の世帯であることの指摘など、従来の常識を越えた指摘しながら、不動産問題の展望を語っていく。
マンション購入や住宅建設を考えているひとだけでなく、今後の人生を住生活の視点から考えていく点で多くの人が読んで損はない本である。著者の不動産市場の予測からさらなる多くの変化も読み取れよう。