●ご覧いただきありがとうございます。
HINODEさんなど市販されている良質な1/144サイズのレジンキットや昔販売されていたキット、ワールドタンクミュージアム
キットなどをベースにして、アンテナや機銃、装備品・兵士など素人が若干手を加えたドイツ軍5両+砲+兵士、建物ストラクチャ
ー(サイズ不詳)などのセットです。
●大戦中ドイツは 、大戦全期を通じ積極的に対戦車砲の開発を行いました。
第二次大戦初期、一部の戦車の装甲防御力に対し既存の対戦車砲(その当時で37mm級、50mm級)が威力不足であった為
野戦高射砲で対抗せざるを得ませんでした。 有名な「88(アハト・アハト)」こと8.8mm FlaK 18/36/37は対戦車戦闘において
も最も有名でしたが、本来は対戦車砲ではなく野戦高射砲でした。
1943年、クルップ社で開発され新型対戦車砲として88 mm PaK 43が採用されました。しかし対戦車砲としてはあまりに
も巨大になってしまったため、陣地移動や牽引作業も労力を多数裂かねばならず、使用する兵からは「敵から見れ ば撃ち損
じ無しの大きな標的」と自嘲され、『納屋の戸』とあだ名されましたがその威力は素晴らしく、あらゆる敵戦車を敵の有効射程
外から撃破可能でした。
その後、この大型対戦車砲は、ホルニッセ駆逐自走砲として自走化が図られ、装甲師団のなかで、戦車兵力を補完してあら
ゆる戦線で対戦車戦闘で活躍をみせていきます。
ホルニッセ(スズメ蜂)は、後にナースホルン(犀)と呼ばれましたが、4号戦車車台に装甲板に囲まれた戦闘室を設け、高性能
な88mmPak43を装備した対戦車自走砲です。 クルスクの戦いが初陣となり、有効な兵器であることを証明しました。
ホルニッセはロシアに多い開けた平原や雪原に非常に適していました。
装甲が薄い、天板がないといった不利がありましたが搭載した88mm対戦車砲は広大な射界を得ることができ、機械的信頼性
の高い光学照準器による精密砲撃能力と、よく低伸する弾道特性を有しており、敵戦車の有効射程外の遠距離から相手を討
ち取ることが可能でした。
ホルニッセはどんな連合軍戦車の装甲も貫通することが可能で、装備した部隊は、終戦まで全ての前線で対戦車戦闘に成果
を上げたのです。
またそれ以外の対戦車砲として、バルバロッサ作戦で、大量に捕獲されたソ連軍のM1936 F-22師団砲(野砲)を76.2mm FK
296と名づけてこれを対戦車砲に改造し、一部の旧式化した小型戦車や捕獲車両に搭載して、多様な対戦車自走砲を開発
し、活用しました。マルダーI、II、IIIなどマルダー系列の対戦車自走砲はその代表的なものでした。
これらは多分にピンチヒッター的な兵器でしたが、東部戦線から北アフリカ戦線まであらゆる戦線で戦車不足を補って活躍を
みせたのです。
ノルマンディ上陸作戦以降、西部戦線で敗色漂う年秋、オランダ西部付近で、ホルニッセ駆逐自走砲やヘッツァー駆逐戦車と
マーダー対戦車砲自走砲などと共に倉庫を利用した野戦司令部付近で迎撃戦を展開するドイツ軍対戦車砲隊をイメージして
みました。
兵士達は自立型兵士以外は、軽く固定しています。
●全て史実や実車に忠実ではありません。写真にてご判断願い、NC、NRでお願いします。細かな点が気になる方、総合評価が
著しく低い方や、新規お取引の方は入札をお控え願います。
●お取引金額は、落札金額+送料になります。振込手数料は落札者様にてご負担願います。
●梱包、発送には心を込めて万全を期します。繊細なレジン中心の作品なので、万一輸送中に発生した細かなパーツ破損や
デカール外れなどは申し訳ありませんが、落札者様にて補修をお願いいたします。
●発送中の事故をできるだけ防止するため、定形外での発送は受けて おりません、ご了承ください。
●気持ちよいお取引を心がけます。落札後、2日以内での当方へのご連絡と1週間以内でのご入金ができない方は入札をお控
え願います。
●1/144手の平サイズの、WW2米英独ソなど各国の車両を作りためていたものからの出品です。 お気に召された方は貴方の
コレクション部隊に加えてください。
●他にも数点出品しております。ご覧いただければ幸いです。