出た・・・っと呟いた人が多いかと思います。コレクターアイテム久々の登場です！
高度経済成長期1973年、第二次エレキギターブームに誕生した共和楽器の元で誕生しフレッシャーブランド、 ブランド名通り、若年層をターゲットにしたスチューデントモデルを中心に展開していました。
この時代の低価格帯のギターといえば、品質の怪しいブランドも多い中、 販売元は共和商会、製造もマツモクや中信楽器と名のある会社が名を連ねており、 安定して高い品質と幅広いラインナップにより当時人気を博しました。
ブランド自体は86年に幕を下ろしていますが、現在でも根強いファンを持つギターブランドです。
ヘッドにはFの文字がハートっぽく見えるとこるが特徴のFresher第２期ロゴが輝き、FN-351モデルのなかでも少数生産の X-310 projectの刻印が見えます。殆どのパーツはオリジナルのままで、フレット残りも十分でネック反りも無くロッドにも余裕があり、 電装系も問題無し、フェンダーのムスタングとスイッチ類も同じでON.OFF.ONです。もちろんお馴染みのフェイズアウトサウンドも可能です。
ただし製造後45~50年が経過しており、何人かのユーザーの下で修理調整した跡が見えます。特にボディの木製部分に幾つかの歪みがあり、 出来る限りの補修メンテナンスを行いました。メイプル張り合わせ指板のクラック、ボディとネック接合部分の塗装クラック、ビブラートティルピースと ブリッジのバランス修正、等々実施致しました。電気系統も点検しましたが現状のままで使用には全く問題有りません。
他にも細かい傷、打痕、剥げ、塗装のクラック、金属パーツのくすみ、錆などが多々見受けられ、年代相応の使用感が伺えますが、
何と言っても「カッコイイ」のだ・・さあどうする！


BODY : ランバーコア
NECK : メイプル
指板 : メイプル
pickup : オリジナルシングルコイル