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「三好達治詩集」です。角川春樹事務所刊、ハルキ文庫。巻末に、やなせたかし寄稿。状態は未使用に近く、非常に良好です。送料は、クリックポストで185円です。

★内容：　「太郎を眠らせ、太郎の屋根に雪ふりつむ。／次郎を眠らせ、次郎の屋根に雪ふりつむ。」　豊かなイメージを呼び起こすわずか2行の代表作「雪」を収録した第一詩集『測量船』から、『百たびののち』以後の作まで、昭和期を代表する最大の詩人・三好達治が、澄み切った知性と精確な表現で綴った全136篇を新仮名遣いで収録。教科書でもおなじみの「蟻が／蝶の羽をひいて行く／ああ／ヨットのようだ」（「土」）など、時を超えて、いまなお私たちの心を揺さぶる名詩の世界。巻末に、やなせたかしの寄稿を収録（エッセイ「純真な詩人」）。文庫オリジナル版。

★詩人、三好達治は1900年（明治33年）、大阪市生れ。東京帝国大学仏文科卒業。在学中に梶井基次郎らの「青空」「椎の木」「亜」などに参加。1930年（昭和5年）第一詩集『測量船』を刊行。「詩と詩論」「四季」「文学界」などに加わり、日本の伝統詩と西欧近代詩が融合した、新しい抒情詩人としての名声を決定づけた。『艸千里』『春の岬』で詩人懇話会賞、ほかに日本芸術院賞、読売文学賞などを受賞。代表作に、詩集『南窗集』『一点鐘』『花筐』『駱駝の瘤にまたがつて』など、また評論随筆集『夜沈々』、評論『萩原朔太郎』、句集『柿の花』、翻訳には『巴里の憂鬱』『昆虫記』など。昭和詩壇の古典派代表詩人として『三好達治全集』（全12巻）、『三好達治全詩集』（全3巻）がある。1964年死去（享年63）。

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