1983年「BORN IN AMERICA」リリース後のUSツアーより、翌1984年3月25日のニューヨーク公演をコンプリート。 時期的に大変貴重なフルライヴで、今は亡きマーク・リアリ、そしてレット・フォレスター2人が在籍時というだけでも、オールド・ファンは感涙もの。そしてその内容も同アルバム・ナンバーをメインに、前任のガイ・スペランザとの声質のあまりの落差に、当時賛否両論のあったレットながら、そのブルージーかつエモーショナルなヴォーカルには熱狂的なファンも多く、ここでもそのワイルドで圧倒的な熱量のソウルフルなヴォーカルが全編で炸裂。またマークのギターも、リッチー直系のメロディアスなスタイルに、ネオ・クラシカル要素も含めたものなおバンドは本ツアー終了後一旦解散し、1986年に再結成を果たすも、メンバーは変わっており、しかも地元ニューヨーク公演という事もあり会場の熱狂振りが凄まじく、バンドも異常にハイ・テンションで終始疾走感溢れるステージを披露している逸品。
・Tracklist
[L'Amour, Brooklyn, New York, USA, March 25, 1984]
1. INTRO/2. HARD LOVIN' MAN/3. WINGS OF FIRE/4. VIGILANTE KILLER/5. YOU BURN IN ME/6. GUNFIGHTER/7. RUNNING FROM THE LAW/8. RESTLESS BREED/9. BORN IN AMERICA/10. LOANSHARK (incl. DRUM SOLO)/11. MARK REALE GUITAR SOLO/12. HEAVY METAL MACHINE/13. SWORDS & TEQUILA/14. OUTLAW/15. ALTAR OF THE KING/16. WARRIOR