こちらはたいへん貴重な カツミ キハ81系 前面プレスの傑作品 赤ラベル最終時代です。
赤ラベルといっても、室内インテリア搭載、パネルライト、ドア別貼り、FW付きカンモーターなので、ラベルだけ赤で実際は価格を含めゴールドラベル同等の品です。
カツミ キハ81系は何度か再生産していますが、唯一このロットだけ前面が真鍮プレス材で組み立てられています。
ゴールドラベル以降の製品は、この部分がロストワックスの一体成型で再現されており、
実車では開閉するボンネットとボディの接合ラインが奇麗に出ていないそうです。
この点、真鍮プレスで表現された赤ラベル製品は、実車同様のパーツ構成なので、
合わせラインがすっきり出ており、人気が高いです。
ただ、複雑な形状の部材を組み合わせるため、製作難易度があり、匠レベルの職人が必要なので、
製作上ネックになったので、再生産時には技術のあまり要らないロストワックスパーツに変更されたようです。
ロストワックスパーツは型に流し込むので、ラインはぼやける様で、U-トレの西部等鼻筋の通った車両は、ロストパーツを切削してアクセントをつけるひと手間を加えているようです。
更に、此方の品は一番嫌がられるタイプの同じものを何両も見せてもらって、気に入ったものを購入する、
コレクターが収取していたため、髭の塗装を含めてたいへん奇麗な品です。
勿論、未走行で保管していました。
プラでは未発売のキハ80 初期型です。
はつかり がっかり 事故ばっかり と揶揄されたはつかりを再現するうえでなくてなくてはならない車両です。
プラでは未発売ですが、ブラスでも生産回数が少なくキサシよりはましですが、入手しづらい品です。
フライホイールのついた大型カンモーターはトルクフルでEN22モーター車よりも牽引力があります。
現在では、どのメーカーでも再生産の度に価格が改定(上昇)しています。
価格改定にならずとも、卸価格が上昇すれば割引率が下がります。
プラ製品に限れば、欲しくなった時が買い時と思います。
再生産で新製品の価格が上がれば買い替え需要が発生しませんので、
よほど豊かな方しか買い替えはしませんので、結局のところ旧製品の価格は下がらない。
まあ、私が経験したことです。
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(特に梱包用段ボールの入手に手間取っています。)
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