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以前中古で入手したPS60です。
出品にあたり動作確認しました。
特に問題はありませんでした。
電源投入と液晶表示、音色を選択して音出し確認とざっと確認をしました。
全鍵盤から正常に音が出ました。スイッチやベンダー類も正常に反応します。
鍵盤が日焼けして黄色くなっています。若干鍵盤にぐらつき感がありますが、万一の際のバックアップ用として持っていました。保有整理のため出品します。
出品は本体だけです。アダプタはやAmazonでも入手できると思いますので別途ご準備ください。
DC9Vのセンタープラスです。
ライブに気軽に持ち運べ、使い勝手の良い機種です。
以下は別サイトから紹介情報です。
なお今回の出品は本体だけですので、付属ソフトはありませんが、ご参考まで。
KORG PS60はパフォーマンス・シンセサイザーと
名をうって発売された、ライブなどのパフォーマンスに
重点を置いた製品であると言えます。
実際に本体は、この仕様ではこれ以上は望めないと言えるほどの
非常にコンパクトなボディで、重量もわずか4.6kg!!
フロントパネルにも、最近では常設とも言える
音色プログラムエディットのための、カット・オフやレゾナンス
エンベロープ等のつまみやスライダーは見あたらず。
音色エディットではなく、それらのプログラムを組み合わせた
パフォーマンスを設定する際のボタンやつまみが多数並んでいます。
バーチャル・アナログなど音色エディットパラメーターの
コントローラーが所狭しと並んでいるシンセサイザーとは
真逆とも言えるフロントパネルで、
その使い勝手が非常に楽しみな商品です
早速見ていきたいと思います。
KORG PS60の音源は同社のM3やM50の流れをくむ
「EDS-i」音源を搭載
48kHzサンプリング49MBPCMデータによる136マルチサンプルを搭載
それを使用した440音をプリセットしており、
最大512プログラムまで搭載できます。
1ボイスは最大8音色まで重ねることができ
同時発音数は120音ですので、8レイヤー時でも
15音ポリで演奏させることが出来ます。
※オシレータの設定により実際の発音数が変化します。
KORG PS60の鍵盤はこのクラスでは初となる
セミ・ウェイテッドの61鍵ナチュラル・タッチ鍵盤を採用
ワンランク上の弾き心地を持っていると思います。
ライブでは、ピアノからオルガン、シンセサウンドなど
さまざまなプレイが要求されますので
低価格ながら、良質な鍵盤を搭載しているのは
嬉しい仕様だと思います。
KORG PS60のエフェクトはプログラムごとに
使用できるインサーション・エフェクトと
後で説明していますが、マスターエフェクトの2種類が用意されています。
インサーション・エフェクトはリバーブ、ディレイなどの空間系、
コーラスなどのモジュレーション系、コンプレッサーなどのダイナミクス系、
コルグ独自のモデリング技術REMS によるアンプ・モデリングなど
多彩なプログラムが63種類用意されています。
KORG PS60はパフォーマンス・キーボードと
銘打っているだけあり音色の選択や、
セッティング、セットアップなどは
かなり考えられいる印象です。
KORG PS60の音色選択は、イージー・セットアップという
独特のインターフェイスが用意されており
6つのカテゴリー(A.PIANO/E.PIANO/ORGAN/STRINGS/BRASS/SYNTH)
に別れており、それぞれカテゴリー専用に、ボリューム、パン、MOD センド、
REV/DLY センドを任意にセットアップ可能はノブ、
音色選択スイッチ、音色のON/OFFスイッチが用意されています。
音色選択の際には、希望の音色カテゴリーをONにし、音色選択スイッチにより
音色を選択し演奏するようになっています。
ここで、感のよい方なら複数選択すれば、同時に発音するのでは?
と考えると思いますが、まさにその通りで
カテゴリーON/OFFスイッチを同時に押すことにより
レイヤーで音色を重ねることが即座に出来るようになっています。
また、KORG PS60ではスプリット・セッティングも
イージー・セットアップ下のエリアにて、
ボタン一つで行うことが出来るようになっています。
KORG PS60のフロントパネルには
それらのイージー・セットアップ機能の他に、音色設定として
マスターエフェクトのモジュレーション、リバーブ/ディレイ、
イコライザーが独立したインターフェイスとして用意されています。
モジュレーションは、コーラス、フランジャー、ビンテージ・コーラス
フェイザーを選ぶことができ、それぞれ、レイト、デプス、フィードバックの
コントロールが可能です。
リバーブ/ディレイは、ホール、プレート、ルーム、ディレイを選ぶことが出来
それぞれ、タイム、レベル、フィードバックのコントロールが可能です。
リバーブとディレイの同時使用は出来ませんので
その場合はインサートエフェクトを使用します。
イコライザーは、3バンド固定型が用意されています。
KORG PS60では、これらのイージーセットアップによる
音色設定や、3つのマスターエフェクトの情報を
パフォーマンスとして20セットまでメモリーすることが出来ます。
このパフォーマンスのメモリーや、呼び出しも
イージーセットアップ等と同様、本体のボタンで行うことが出来ます。
パフォーマンスはフロントパネルのバンクボタン(A~Dの4バンク)と
数字ボタン(1~5)により素早く行うことができ
パフォーマンス数が20というと少なく感じるもしれませんが
KORG PS60はライブでの使用に重点を置いて
設計されていることを考えれば、納得できるはずです。
あまりパフォーマンス数が多くても、操作が難しくなり
間違える原因にもなりますので、
通常のライブ使用では、最適ではないかと思います。
ライブでのパフォーマンスを左右するコントローラーも
重要な要素といえますが、KORG PS60では
KORG伝統とも言える上下左右に操作する
ジョイスティック・コントローラーを搭載
さらに、ライブでは多用されるオルガン音色用に
ロータリー・スピーカー・シミュレーター・エフェクト用に
専用のスロー/ファストスイッチボタンが搭載されていて
オルガン演奏に表情をつけることが、感単に行えます。
また、ハーフ・ダンパー対応のペダルスイッチと
通常のペダルスイッチの2系統のペダル入力を装備しています。
このように、ライブでの操作を考えて作られたシンセサイザーですが
ここの音色プログラムのエディットも万全の対応です。
KORG PS60には、パソコンでエディットするための
「PS60 Editor」と「PS60 Plug-in Editor」が付属
「PS60 Editor」はすべてのパラメータを場面上から
エディットすることが出来ます。
さらに「PS60 Plug-in Editor」を使用すればKORG PS60を
VST、Audio Units、RTAS フォーマット対応の
プラグイン・インストゥルメントとして使用できますので
ライブだけではなくDAW環境でも積極的に活用することが出来ます。
また、ライブラリアン・ソフトウェアとしても使用できますので
本体のパフォーマンスメモリー数に不安のある方でも
パソコンに保存すれば問題なく使用することが出来ると思います。
このようにKORG PS60は、小型、軽量デザインで
ライブパフォーマンスに重点を置いたインターフェイスをもち
音色もライブで、他の楽器に埋もれることのない
クリアな音質を備えている、まさにライブ中心の
キーボーディストには魅力的は製品であるといえます。
それでいて、音色はエディッターで煮詰めることが出来ますし
DAW環境でも、プラグイン仕様で活用することの出来る
優れた製品であるといえます。
49MBというPCMデータの容量には賛否両論あると思いますが
イージー・セットアップによるレイヤーでの音作りが
フロントパネルだけで簡単に行うことが出来ますので
この機能により、音色バリエーションの幅は十分に補えると思いますので
問題はないと思います。