ヨーロッパの在来種スナックパプリカが日本、近年でミニパプリカと広く知られますのではないか、と思われます。
未熟な果実は最初緑色をしており、前後50日~60日をかけて完熟してくるとスナックパプリカ本来のオレンジ・黄色などに変わっていきます。
緑果でも食べられますが、甘味が最も感じられるオレンジになってから収穫したら、最高糖度12度も達しているのでぜひお召し上がりいただくのがお勧めです。
小さなお子さんやピーマンが苦手という方は、スナックパプリカ完熟してオレンジ色になったごろ、甘みがあって美味しいを試してみてはいかがでしょうか、意外と食べられるかもしれませんね。
完熟するには花が咲いてから長く樹上で育て過ぎたために緑のピーマンが完熟することでオレンジ色になり、栄養価も2倍から5倍も高まって、独特の青臭い風味が薄れて食べやすくなるというわけでした。
お子様のため、ぜひ、家庭菜園の貴重な一品を栽培してみてはいかがでしょうか。
ピーマン農家のほうもあらためてスーパーや直売所などで「ミニパプリカ」、「フルーツパプリカ」、「プチピーマン」として販売されているものを市場へ送り、評価されるのは次のようです。
1.日本平野の気候風土に馴化し1株の直地畑、全盛期、毎月の平均20個~30個の多収で揃いもよい。
家庭菜園やプランター栽培では土の量、仕立て方、日常管理に大きく影響されるため一概には言えませんが、4本仕立ての場合、1本の苗から 15個~20個程度は一週間ごとに収穫できるものといえるのでしょう。
2.夏秋どりに良質の晩生種、関東平野なら8月~12月までに収穫のお喜びを味わえます。。
3.草勢は強く半開張性で、葉はやや濃緑の大葉であるなど、有機栽培に適し、収益性も確保。
4.果は肉は厚く表皮は光沢があり、収穫時は20g位の中果でよく揃い、市場から好評を博してきました。
園芸ナビのHPなどを調べれば、御地にとって楽な育て方になります、と存じております。
参考文献:piman.pdf (takii.co.jp)