
ヤマハ銘艇STR25初期型になります。
昭和51年の船体で船底塗装無しの約50年陸上保管艇になります。
ヤマハの最期のV8、350馬力を特注ブラケットにて、装着しております。令和元年の船外機ですが、デッドストックの物を2022年に載せて完成させました。
電子リモコンで、立ち上がりもよく、この船体に非常にマッチしております。かなりのパワーですので、低回転でも、ある程度スピードも出て逆に低燃費です。MAXは軽く40ノットは超えます。
船体が今の船と違い40ノットオーバーでも、安定した走りをします。ヨット造のこの船体は今後作られる事はまず無いでしょう。
発電機にエアコンも装備し、貴重なアイパイロットも装着しております。バッテリー複数、ソーラーシステムの配線関係も一から引き直し、完璧な取付状態です。
シートはなるべく船体にマッチするように探しまして、ポーナム31の純正シート、バウレールもアイパイロットを使いやすいようにワンオフで作り直しております。室内カーテンも新調しました。
また、この船体は通常は自動排水ではありませんが、自動排水に改造し、ワンオフにて、生簀も新たに製作しました。
個室トイレも電動マリントイレを新品にて交換、GPS魚探も、FBも含め2台新品取付、各種メーター類もコマンドリンクで、配線を含め全て新品で引き直してます。
燃料タンクも左右に180リッターづつで左右切り替えも簡単にできます。
写真では見えにくいのですが、FBの風防もアクリルとステンレスでワンオフ製作、各種オーニング類も新品にて取付、写真にはありませんが、FBを完全に保護できるカバー、アイパイロットのカバーも製作しました。
バウには本物のチークも貼ってありとても雰囲気のあるカスタムになっております。
製作に約2年半かかり、現在のアワーは60時間程です。製作費は船体含め軽く4桁を超えております。この船の価値が、お分かりになり大切にして頂ける方にお譲り出来ればと思っております。
車で言うと、ケンメリの時代ですが、驚くほど綺麗な船体です。マリーナでも、ある意味大型艇より目立ち、所有する満足感を得られます。試乗は実費をいただきますが、購入して頂きましたら、お返しします。試乗して頂きましたら、この船体の良さが分かって頂けると思います。