インマゼールのベートーヴェン交響曲第5番最新録音が映像で!
インマゼールの指揮姿、オリジナル楽器を自在に操るアニマ・エテルナの名人芸を堪能
ロプコヴィツ伯邸でのプライヴェート・コンサート再現の試み
ベートーヴェン:
交響曲第5番ハ短調 op.67
アニマ・エテルナ
ジョス・ヴァン・インマゼール(指揮)
・ドキュメンタリー「ベートーヴェンの第5交響曲~再発見」(字幕:英語、オランダ語)
貴重! インマゼール&アニマ・エテルナの映像の登場です。
2009年9月に収録された、ベートーヴェンが生きていた当時、ロプコヴィッツ伯邸のホールでのプライヴェート・コンサートを再現する試み。
観客はワイングラスを片手にゆったりとテーブルに着き、くつろいだ雰囲気の中、インマゼールとアニマ・エテルナがエッジの効いた演奏を展開しています。
いつも私たちに新鮮な驚きを与えてくれるインマゼールの指揮姿がバッチリ収められているうえ、様々なオリジナル楽器を演奏する名手たちがアップで映されるという極めて興味深い映像です。
ナチュラルホルンもまったく乱れのない気持ちの良い音で、アニマ・エテルナのメンバーのクオリティの高さを実感。
ダンスホールということもあって、響きが大変豊か。
管楽器の咆哮、ティンパニの轟き、弦楽器の響きもダイレクトに美しく響いています。
ドキュメンタリーもまた興味深いもの。
リハーサル風景では、奇妙な声を発して、団員を笑わせるおちゃめなインマゼールも収められています。
弦楽器奏者たちがヴィブラートの有無でいかに音質が変わるか実演し、管楽器奏者たちも自分の楽器の特質などについてわかりやすく話しています。
インマゼールが団体の歴史について語り、また、団員がインマゼールについて語るのも興味津々。
赤いマフラーをまとったインマゼールが、ウィーンのベートーヴェンゆかりの地を訪ね、様々な解説をしながら歩きます。
また、冒頭の「運命が戸をたたく」というモティーフは、もともとはベートーヴェンの庭の鳥のさえずりだったというチェルニーの言葉を紹介しているなど、興味深い内容です。
映像の最後で、インマゼールが、古楽器を演奏する意義についても語っており、演奏もドキュメンタリーも充実の内容となっています。(キングインターナショナル)
ベートーヴェン:
交響曲第5番ハ短調 op.67 [31:11]
第1楽章 [07:00]
第2楽章 [08:27]
第3楽章 [04:51]
第4楽章 [10:55]
アニマ・エテルナ
ジョス・ヴァン・インマゼール(指揮)
収録時期:2009年9月22日
収録場所:ブリュッセル、コンサート・ノーブル・ボールルーム(ライヴ)
・ドキュメンタリー「ベートーヴェンの第5交響曲~再発見」(字幕:英語、オランダ語) [39:21]
収録時間:70分32秒
画面:カラー、16:9