編集:長島 昭 阪上孝
発行所:中部大学中部高等学術研究所
発行日:2007/10/01
非売品
外界の事物から心と身体にいたるまで、さまざまな「はかる」営みの考察をとおして、「学問の再構築」の可能性を探る共同研究の成果
1部 はかる技法
1.古代シュメールでどのように穀物が量られ、土地が測られたか
2.キログラムの再定義をめぐる最近の動き
3.科学技術史における感性と計量・・・音の科学と技術をめぐって
4.生物現象をはかる・・・・モデル化と数量化の展開・・・蝶の翅のカラーパターン形成を例として
5.地表をはかる・・・考古学調査における人工衛星を用いた計測技術お利用
6.環境をはかる・・・技術者の視点
2部 国土・社会・歴史
7.気と脈で国土をはかる・・・・朝鮮の古地図「大東興地図」の表現と思想
8.人間をはかる、社会をはかる・・・政治算術から平均人まで
9.文明/野蛮をはかる・・・・「バルバリア海賊」と近代国際政治
10.江戸の珠算文化とその情報源
11.数量経済史という方法
3部 こころと身体
12.世界をコントロールするメタファー・・・ヴェーダ祭式の世界から
13.罪の重さをはかる・・・ダンテ神曲地獄篇の世界
14.心を読み、はかり、つなぐ、・・・・イラクからインドへ
15.こころをはかる・・・・複雑としての脳
16.空間をはかる・・・・コルビュジェの建築におけるスケールとモジューロールの問題
17.アフォーダンスという単位
4部 感性と文化
18.世界をはかるメタファー・・・・認知意味論の立場から
19.美をはかる
20.健康をはかる、病気をはかる
21.「文化の豊かさ」がはかれるか・・・・民博での共同研究の成果の中から
終章 学問の再構築について
ほか
◆ コンディション
箱:ヤケ少、本体カバースレキズ微少、ほか良好(未使用または未使用に近い)
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◆ 注意:領収書は発行いたしません!