良い本に出会い、新たな知識を得られた時って嬉しいですよね。
読書百遍義自ら見る!
「戦場が培った非戦―イラク「人質」渡邉修孝のたたかい」になります。
昔の絶版の本だと思います。
●イラクの人質になった時の本ではありませんのでお間違えなく!
この本は、あくまで私の過去の体験談をもとに書いたものとのこと。
筆者いわく、、、
「30歳代で、このような自分の「半生記」を書くことに当初、抵抗を感じざるを得なかった。
己の活動歴などを人前に晒すことが「売名」に等しいと感じたからだ。
しかし、イラクで拉致事件から解放された後、日本に帰ってきて私を待っていたものは、、、
週刊誌などによる興味本位の前歴暴露とゴシップ記事であった。
とくに、私たちの後にイラクで誘拐され、殺害された香田証生君への世間の対応には怒りを覚えた。
彼が誘拐されたというニュースが伝わると、日本の世論は彼の身の上を案ずる人々を尻目に、個人情報を暴露して非難の的にした。
その後、人質のまま彼が殺害されると、メディアは態度を一変させて「香田君は可愛そう」となり、
彼の問題を取り上げることを「死者への冒涜だ」という論調に切り替えた。
さらに、「イラク武装組織は悪人、イラクは怖いところ」などのフレームアップを展開したのだ。
そして、イラクに訪れた経験のあるボランティアや反戦活動家たちに対して、「世間を騒がす迷惑者」というレッテルを固定化していった。
自分のためというだけでなく、これから何かを始めようとする若い人へ資料のひとつとして記しておく必要を感じたからだ。」
戦場体験からつかんだ非戦への軌跡とのこと。
自衛官・義勇兵・新右翼そして非戦へ変転した人生をいま、赤裸々に語っています。
隊員から見た自衛隊内部の描写は普段なかなか接する機会がなく、情報洪水の中の息抜きには最適です。
傭兵体験も具体的に書かれて興味深いものがあります。
天皇制への考え方もなかなか鋭い指摘があり再認識させられます。
市民活動家が自分の運動に絶望感、倦怠感を感じたときに読まれることをお勧めします。希望を持ってがんばりましょう。
自衛隊の生々しい体験から、一水会の右翼へ、右翼から「へっぽこ傭兵」になって、左翼?へ、、、そしてイラクでの拘束、、、
●大した思想も無いようでいて、すごく考えて活動しているが両極端、、、若いのでしょうね。。。
●でも、シリア人質事件など、、、今も変わっていないのですね。
●一度読んでみると、ある意味元気が出てきます、、、
社会批評社
著者:渡邉修孝
p。247ページ
定価:2000円
2005年3月5日第1刷
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