『石川光明』と言えば『高村光雲』と双璧を成す
日本を代表する『彫刻師』の帝室技芸員として
数々の世界的な名作を遺しておりますが

今回、満を持して御紹介させて頂きます今作とは
永年に亘って蒐集家に愛蔵されておりましたものが漸く世に放たれた
『猛虎の休息』を描き尽くしたこの上無き絶品と成っております。

ちなみに現在でも天才と謳われております『石川光明』の真作とは
本っ当に数が少なく通常ならば視る事すらも滅っ多に叶わない
そう言った類いの『本筋の別格品』と成っておりますので
今機会を逃せば今生での入手は絶対に不可能かと想われます。

４０㎝を超える超大作で在れば１０００万円～の名工作ですから
今作の本質的なる価値が解られる方々がいらっしゃいましたらば
是非ともオークションへの御参加を宜しく御願い申し上げます。

(時代)
明治期

(寸法)
本体サイズ
横幅(26.6cm)
高さ(11.1cm)
重量(497g)

台座サイズ
横幅(47.5cm)
縦幅(32.4cm)
重量(2380g)

(状態)
至極当然なる僅かな擦れ等は御座いますが
美観を損なう様なものとは想えませんし
それ以外には特筆すべき箇所の無い
無傷完品レベルと成っております。

当店では全ての作品に完璧なる美術梱包を施します故
過去18年間に及ぶでの販売実績の中でも
破損事故は一度も御座いませんので御安心下さい。

世の中には様々な作家がおり『虎』の題材とは
珍しいものでは御座いませんが大抵は『咆哮』や
『威嚇』や『格闘』を顕したものが殆どです。

ですが今作に関しましては天才のみが生み出せた
リラックス感の中にも野生の『緊張感』を表現した
『猛虎の休息』が描き尽くされております。

そう言った事から鑑みましても今作とはほぼ間違いの無い確率で
何かしらの万国博覧会への『特別な出品作』かと想われます。

『浅さ』と『深さ』を使い分け四層以上に彫り込まれた神技彫りは
家宝にして頂くに相応しい究極の出来栄えと成っております。

日本一の彫刻師と謳われる『石川光明』の真作とは
此れ程までの出来栄えが標準と成っております。

本質的なる精神性の高さが無ければ
此れ程までの彫りに到達する事は
絶っ対に在り獲ません。

今作のサイズに合わせて誂えられた極上なる台座を御覧に成れば
もはや全てが御解り頂けるのではないでしょうか。

10/18(土)終了