お譲りするのは、ハーマンカードン Harman/Kardonのモノーラルパワーアンプ HK-775 の中古稼働品2台1ペアになります。
マルチアンプのウーハーに利用してきたものになります。
利用していたものなので、動作は問題ないと思います。
出品にあたり、再度、歪率計等で簡易チェックと音出し、LEDメーターの動作確認はしております。
年式なりに、傷、汚れ、錆等ございますので、写真にてご確認をお願いします。
中古品を入手し、かれこれ十数年使っておりました。途中で、一度、定電圧電源とカップリングコンデンサ、保護回路の電解コンデンサは交換しております。
(ドライバ段と出力段の容量の大きい電解コンデンサはオリジナルの状態です。米国などでは、HK775用のコンデンサ交換部品キットなどもあるようですから、根強いファンがいるようです)
<製品の概要>
発売当時に提唱が始まっておりました
瞬時電流供給能力やTIM、IIMなどの歪を考慮した広帯域設計、
上下対象プッシュプル回路と、出力段の電流が多くなった際にトランジスタの電流増幅率低下を補償プルアップシステム回路付のインバーテッドダーリントン出力段するパワーアンプです。
出力段には東芝製のハイftの2SA1094/2SC2564 Pc=120Wのトランジスタを4パラ接続とするなど、
XXやX1を除く、ハーマンの他機種に比べ、随分と力が入った設計と部品選定がされた機種だと思います。
スピーカー保護に出力に直列で入るリレーを排除するための、バイアス制御の保護回路も特徴的です。
マルチアンプでご利用になる場合について
DCアンプでDCサーボ等もございません。
マルチアンプでスコーカーやツィータなど耐入力が小さいユニットを直結されるご利用方法の場合は、
念のためコンデンサを介して接続するのが良いと思います。
フルレンジやウーハーなどの場合は、通常利用であれば特にオフセット電圧や後述の電源投入時の小さな音も
問題になることはないと思われます。(小生はウーハーに利用していたので、直結して使用しておりました)
電源投入時のミューティング動作について
(この製品、特有の保護回路特有の性質です)
電源投入した際、暫くしてからミューティングが外れる際に、僅かに「ぽっ」と一瞬、短い音が出ます。
(能率が高いスピーカーですと気づくと、ミューティング解除の瞬間に気づくと思います)
LCネットワークを介しているスピーカーのご利用では特に通常の利用では、気にされることはないと思いますが、
この製品は出力保護回路のリレーを排除した設計の製品のため、上述の短音が生じるのと、
電源をオフした際、直後は微弱な残留電圧が残った状態になる場合があります。
(NECのA-10Xで同様にリレー排除した保護回路とミューティング機能でしたが、NECは出力を短絡することで、ノイズ発生や残留電圧がかからないようにしています。
本機には、出力段を短絡する回路が無いため上述のようになります)
本機の保護回路は出力に直列に入るリレー排除のために、初段のトランジスタの電流を制御している本機、特有の保護回路の特長であって異常ではございません。
その点は、リレーでスピーカを切り離しっている通常の保護回路と異なりますので、ご理解頂ければと思います。
ご利用頂ける方がございましたらよろしくお願いいたします。
1台約11kgですので、梱包は2台を1箱でサイズ120 25Kg未満の梱包、発送を想定しております。
個人で使用していたものを出品しております。
領収書等の発行はいたしかねます。ご理解のほどよろしくお願いいたします。
<以下、製品のカタログ情報より>
Harman/kardon HK 775
メーカー:Harman/kardon
モデル:HK 775
モデルシリーズ:HK 700シリーズ
タイプ:モノラルパワーアンプ
製造年:1980年~1983年
製造国:日本製
技術データ
連続出力 (THD時)
8Ω: 130 W x 1 (RMS、20 - 20,000 Hz、THD 0.03 %)
全高調波歪率: 8Ω時 0.006 % THD
減衰率: 8Ω時 > 100
周波数特性: 1 - 300,000 Hz、+ 0 dB、- 3 dB
S/N比:123 dB
特別な機能
LED電源インジケーター
380 x 80 x 370 mm /
カラー:シルバー
リモコン:
消費電力:最大210W
寸法: 385 x 72.5 x 320 mm (幅x高さx奥行き)
重量: 10.1 kg
接続端子
入力数:1 (RCA不平衡)
入力感度
ライン: 1.2 V、24 kΩ
出力数: 1系統
以下検索用
モノラルパワーアンプ
ハーマンカードン
Citation-XX
Citation-X1
HK-770
HK-780
TIM
HICC
マッティーオタラ