アルバムは、ギターとピアノの弾き語りによる前作からさらにジャズやプログレッシブ・ロックなど多彩な要素を取り込み大幅にスケールアップ。フレデリコ・エリオドロが参加、ジャキス・モレレンバウムがストリングスアレンジを手がけた先行シングル「Transe」などオリジナル曲はもちろんのこと、アラゴアスのシンガー・ソングライター、イタロの楽曲「Retrato de Maria Lucia」や、サンパウロのインディー・ロック・バンド、ソフィア・シャブラウ・イ・ウマ・イノーミ・ペルダ・ヂ・テンポの疾走感のあるパンキッシュな楽曲「Segredo」など、同世代のブラジルのアーティストたちの楽曲のカバーも収録している。ドラ・モレレンバウムと共同で作曲された楽曲「Essa Confusao」(昨年ドラのアルバム『Pique』にも収録された)を収録している点もバーラ・デゼージョのファンには嬉しいニュースだ。