筒井康隆全集 全24冊 全巻セット
筒井康隆(つつい やすたか)は、日本の小説家、劇作家、俳優であり、日本SF界の巨匠の一人です。小松左京・星新一と並んで「SF御三家」と称されています。
彼の作品はSF、ブラックユーモア、ナンセンス文学、メタフィクションなど多岐にわたり、独特の作風で知られています。
代表作には『時をかける少女』『七瀬三部作』『日本以外全部沈没』などがあります。
1960年に作家デビューし、数々の文学賞を受賞。泉鏡花文学賞、谷崎潤一郎賞、川端康成文学賞、日本SF大賞などを獲得し、その才能を広く認められています。
また、メディアの自己規制に抗議して一時的に断筆を宣言したことでも話題になりました。
筒井康隆の作品は、社会風刺や実験的な手法を取り入れたものが多く、読者に強い印象を与えますので、一度読み始めればやめられなくなり、記憶に強く残ります。
1970年 - 『霊長類南へ』で第1回星雲賞(日本長編部門)、『フル・ネルソン』で同賞(日本短編部門)受賞。
1971年 - 「ビタミン」で第2回星雲賞(日本短編部門)受賞。
1974年 - 「日本以外全部沈没」で第5回星雲賞(日本短編部門)受賞。
1975年 - 『おれの血は他人の血』で第6回星雲賞(日本長編部門)受賞。
1976年 - 『七瀬ふたたび』で第7回星雲賞(日本長編部門)、『スタア』で同賞(映画演劇部門)受賞。
1977年 - 「メタモルフォセス群島」で第8回星雲賞(日本短編部門)受賞。
1981年 - 『虚人たち』で第9回泉鏡花文学賞受賞。
1987年 - 『夢の木坂分岐点』で第23回谷崎潤一郎賞受賞。
1989年 - 『ヨッパ谷への降下』で第16回川端康成文学賞受賞。
1990年 - ダイヤモンド・パーソナリティー賞受賞。
1991年 - 日本文化デザイン賞受賞。
1992年 - 『朝のガスパール』で第12回日本SF大賞受賞[45]。
1997年 - フランス・芸術文化勲章シュバリエ受章。フランス・パゾリーニ賞受賞。
1999年 - 『わたしのグランパ』で第51回読売文学賞受賞。
2002年 - 紫綬褒章受章。
2010年 - 第58回菊池寛賞受賞。
2017年 - 『モナドの領域』で第58回毎日芸術賞受賞[46]。
2019年 - 「東海道戦争」で1965年度分レトロ星雲賞(日本短編部門)受賞[47]。
2019年 - 『筒井康隆、自作を語る』(編集:日下三蔵)で第50回星雲賞(ノンフィクション部門)受賞。
2022年 - 日本芸術院賞・恩賜賞受賞[48]。
2023年 - 「ベトナム観光公社」で1967年度分レトロ星雲賞(日本短編部門)を受賞。
2024年 - 日本芸術院会員となる[49]。