拍卖号：g1180715771

开始时间：04/12/2025 15:16:29

个 数：1

结束时间：04/19/2025 19:16:29

商品成色：二手

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明治期美濃焼の名工として筆頭に挙げられる加藤五輔の釉下彩花瓶を出品致します。加藤五輔を有名にしたのは最高級の呉須を使った染付ですが、本作には鳥の文様が釉下彩で描かれています。1991年に開催された名工五輔展には、72点の作品が展示されましたが、釉下彩の技法を使った作品はその内の5点だけです。さなきだに稀少とされる加藤五輔の作品の中でも釉下彩作品は更に稀少とされます。

もっとも、加藤五輔は釉下彩作品で有名な三代西浦圜治の西浦窯の製作主任を勤めていたことがあり、初期の作品には西浦陶器店加藤五輔製の銘を持つものがあります。明治11年のパリ万国博には、加藤五輔の個人名で出品していますから、この頃西浦窯から独立したと考えられます。しかし、独立後も西浦圜治の求めに応じて西浦製品を作ったそうですから、釉下彩の技術が高かったのは確かです。

この時代には既に人工コバルトが普及していますが、五輔は原料の研究にも熱心であり、陶土も数年間寝かせて粘りを持たせてから使い、呉須は天然呉須を半年かけて擦り上げ、その製法は秘法として家族にも明かさなかったそうです。

絵付けは緻密を極めたと言われますが、添付写真をご覧頂ければ、お分かりの通りです。

寸法は高さが19cmです。同じ器形の作品が上述の展覧会に出品されていますが、展覧会の作品には釉下彩が使われておらず、口縁部の瓔珞文様もありませんので、本作の方が上手と言えます。
ワレ、カケ、ヒビなどの瑕疵はもちろん、ありがちな伝世の擦り傷などもなく、未使用に近い美しい保存状態です。

尚、私の出品写真と本説明文をそっくりそのまま盗用して、格安で販売しますという詐欺サイトが最近いくつかあるようです。私がその様な詐欺サイトに並行出品していると勘違いされた方から酷い罵詈雑言を浴びせられたことがありますが、私はオークションサイト以外には出品しておりません。ご注意下さい。