江戸期の刀装具の妙技が全身に注ぎ込まれた今作とは
前所有者様の御話では『蜂須賀家』の旧蔵品として伝わる

二度とは御眼に掛かる事の叶わない
博物館級の大名道具と成っております。

ちなみに今作には『金工の妙技』のみならず
高度な『江戸期のガラス製の台座』や『螺鈿』の埋め込み等
視るも見事な『究極の装飾』が施されております。

(時代)
江戸期

(寸法)
高さ(19.2cm)
横幅(17.9cm)
重量(508g)

大袈裟では無く此れ程までにも見事極まる『硯屏』には
生涯でも二度とは御眼に掛かる事は叶いません。

中国の『琴高仙人』のみならず
西洋の意匠をも髣髴とさせる今作の装飾とは
極めて興味深いものと成っております。

螺鈿が埋め込まれた装飾も又
極めて高度な意匠と成っております。

江戸の時代に大名家の特別注文にて謹作された
『ガラス製の特別な台座』ですから
極めて高い確率で『薩摩切子』の可能性も御座います。

(状態)
江戸期に謹作された『大名道具』ですから
至極当然と言えます金属部の変色や
ガラス台座の金継ぎ痕等は御座いますが

美観を損なう劣化は一切御座いませんし
それ以外には特筆すべき傷みも無い
無傷完品レベルと成っております。

生涯でも一度の機会と言えます今作の終了日は
４月１０日 (木曜日)と成っております。