マリー・ローランサンによるリトグラフ「月桂冠をつけた少女」です。インパクトのあるとても大きな作品です^^
大ぶりの月桂冠をかぶり、華やかな色味の洋服とパールで着飾っている少女が描かれています。
月桂冠はスポーツ競技などで優勝した人が被るイメージがありますが、絵の少女も何かお祝いの席なのでしょうか、、。
アンニュイな表情と、キリリとした涼やかな目元に惹きつけられてしまう一枚です。
絵も額も大ぶりの作品となっておりますので、お部屋に飾れば雰囲気がパッと華やぎそうです^^
76/275、版上に作家サイン入り、刷り師えんぴつサイン入りです。
用紙にA.D.A.G.P. m.l. とエンボス加工が入っています。
A.D.A.G.P. はグラフィックアート及び造形芸術作家協会を意味しており、
m.l. はマリー・ローランサンの頭文字をとったものと思います。
また、こちらの作品は額縁付きになりますが、額・ガラス面に汚れ・痛みが見られます。何卒、ご了承ください。
※画像3枚目 少女の顔に傷があるように見えますが、ガラス面に入った傷になります。
マリー・ローランサン[1883ー1956]
フランス・パリの生まれ。
パリの画塾アカデミー・アンベールにて絵を学び、キュビズムの画家として活動を開始。
1914年にドイツ人男爵と結婚。
結婚を機にドイツ国籍となったために、第一次大戦が始まるとドイツへの亡命を余儀なくされました。
その後、1920年に離婚を決意し、フランスへ帰国。1921年に開催した個展が成功を収めます。
第二次大戦勃発後もパリで多くの時間を過ごし、1956年72歳で亡くなるまで、制作を続けました。
●サイズ
額:幅70.7cm × 奥行1〜1.5cm × 高さ89.3cmほど
絵:幅49.5cm × 高さ64.5cmほど
●注意事項
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