写真は、宿舎か料亭での宴会の際に
撮影されたものです。
大会期間中のどの日に撮影されたものかは特定できません。
以下のスーツかタキシード姿の選手、監督が13名、
同行した関係者が1名写っています。
ウェイト・ホイト(Waite Hoyt NYヤンキース 米国野球殿堂入り)
ジョニー・レーバン(Johnny "Doc" Lavan STLカーディナルス)
ルーク・スーウェル(Luke Sewell CLEインディアンス)
ジョー・ブッシュ("Bullet" Joe Bush NYヤンキース)
エイモス・ストランク(Amos Strunk CHIホワイトソックス)
リッグス・スティーブンソン(Riggs Stephenson CLEインディアンス)
バート・グリフィス(Bert Griffith BROロビンス)
ハーブ・ペノック(Herb Pennock BOSレッドソックス 米国野球殿堂入り)
ビブ・フォーク(Bibb Falk CHIホワイトソックス)
ハーブ・ハンター監督(Herb Hunter)
ジョージ・ケリー(George "High Pockets" Kelly NYジャイアンツ 米国野球殿堂入り)
アイリッシュ・ミューゼル(Irish Meusel NYジャイアンツ)
フレッド・ホフマン(Fred Hofmann NYヤンキース)
ジョージ・モリアーティ(George Moriarty 審判)
その他選手の夫人も数名写っておりますが、
残念ながらケーシー・ステンゲルは、
この写真には写っておりません。
裏面に鉛筆で
8x10 1/2 という写真サイズと、
ボールペンで ”Japan Tour 1922" と
書かれています。
ボールペンの字は、筆跡からすると
おそらく全米軍のジョージ・ケリーが書いたもの
ではないかと推測します。
大きさは、20.3 x 26.6 cm です。
経年による変色・日焼けやシミこそ見られるものの、
折れ目や破れは全くなく、
この時代の写真としては、最高の状態だと思います。
大正11年日米野球の生写真は、滅多に出て来ず大変希少です。