板東三津五郎(著)文化出版局1971
名文家、八世坂東三津五郎が、料理、美術、先人達の芸、そして坂東流舞踊に
ついて時には真摯に、時には軽妙な文章で綴った得難い随筆、口伝集。
<目次>
■くらしの妙味
母のために作る食事小鍋立て味気ない味料理入門独酌大根おろし
漬物鮭の頭菓子鉢瓦夏の茶花入れたんす床の間夏姿楽さん
楽茶碗
■日々是芸
昔話柳橋芸者気質堪忍袋芸一筋日本の芸道芸を支えるもの化粧声
稽古ぎらい
■口伝と秘伝
歌舞伎役者の芸の土台芸談解説「仮名手本忠臣蔵」「伽羅先代萩」と石州
流「鏡獅子」の袱紗さばき「浦島」の玉手箱
■坂東流舞踊入門
六歳の六月六日師匠選び日本舞踊の礼儀作法履き物の脱ぎ方足袋の話
稽古扇の取扱い扇子の差し方ふところ手手ほどき物三味線と鳴り物
揃浴衣流儀物と祝儀物内弟子修行本衣装、半衣装、素踊りの衣装師
匠を変えるには名取になるにはお師匠さんたちへの苦言舞踊家になるに
は家元になるには女流舞踊家と結婚
・書架にあったため表紙や全体には多少日焼け、天の部分にはシミ等が少しあ
りますが概ね綺麗です。状態は写真でご確認下さい。本文に書き込み等は無
く、通読・通覧には問題ございません。
・【自己紹介をご覧の上、入札をお願いします】
・画像のものが全てになりますので神経質な方は入札をお控えください。
現状は問題ありませんが、ノークレーム、ノーリターンにてお願いいたしま
す。