三代 上出喜山 色絵更紗文様 飾皿
高台内に銘あり
幅28.5cm
付属品 共布
共箱にイタミがあります
三代 上出喜山
陶芸家
三代 上出喜山(かみで きざん、1898年 - 1972年)は、石川県を代表する九谷焼の名工であり、特に緻密で豪華絢爛な「金襴手(きんらんで)」や、独自の「更紗小紋(さらさこもん)」様式を確立したました。
二代喜山の次男として生まれました(本名は喜好) 京都の清水焼の名門である「五代 高橋道八」のもとで陶芸を学び、さらに日本画を水田竹甫に師事して絵付けの技術を磨きました。帰郷後、1945年(昭和20年)に「美陶園」を設立し、三代喜山を襲名します。1960年には日本伝統工芸展で最優秀賞を受賞するなど、技術力は高く評価され、1972年(昭和47年)に没しました。
三代喜山の最大の功績は、伝統的な九谷焼の技法に現代的な精密さを融合させた点にあります。
金襴手(きんらんで): 焼き上がった器に漆で金箔を貼り、低温で焼き付ける技法です。織物の金襴のような豪華な輝きが特徴です。
更紗小紋(さらさこもん): 三代目が独自に生み出した様式です。草花、鳥獣、幾何学文様などを器全体に非常に細かく、隙間なく描き込むスタイルで、その精緻さは圧倒的です。
宮内庁御用達: その卓越した技術から、1974年には「宮内庁皇室御用窯」の指定を受けました。三代目の作品は、エリザベス女王や各国の賓客への贈答品としても選ばれています。
三代喜山は、九谷焼の商社である「一柳社」と協力関係にありました。
市場にある古い九谷焼には、器の裏(底)に「九谷一柳社 上出喜山 造」と記されたものがあります。これは、一柳社がプロデュースや流通を担い、三代喜山がその最高級ラインの制作を担当していたことを示しています。
三代喜山の作品は全てが手描きであり、一つの作品を仕上げるのに膨大な時間を要するため、流通数は限られています。陶印は「喜山」や、一柳社との連名などがあります。特に更紗小紋が全面に施された作品は、三代目の代表作として高く評価されます。それは単なる食器ではなく、昭和の九谷焼の頂点とも言える技術が注ぎ込まれた、美術的価値の高い工芸品です。
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