2011年の前半、当時のガールフレンドとパリの狭いワンルーム数ヶ月滞在していた際に楽器はなく、ラップトップのみしかない環境で制作したという本作は、Phil Collinsの“Hand in Hand”やジャズ~フュージョンの老舗、Windham Hillレーベルから強く影響を受け、Manuel GottschingやSuzanne Cianiのようなエッセンスが鏤められている。
Roland CR-78による小気味良い反復リズムのループを基軸にシンセのフレーズやギター、サックス、ピアノなどが時に躍動感も帯びながら揺らめくように横断し、 様々な展開がシンプルなコード進行とメロディに乗ってゆるやかにクロスフェードしていく。楽曲は12トラックに別れているが、全てつながっており、1トラック41分としてノンストップで堪能できる。ラグジュアリーなポップスとニュー・エイジをフュージョンさせて穏やかに改訂し、現代的にアップデートさせた至高のBGM。Manuel Gttschingの『E2-E4』やSteve Reichの『Music For 18 Musicians』を想起させる展開もある。
Dip in the Poolの木村達司氏が追加プログラミングとシンセサイザーで2曲に参加。
TRACKLISTING:
01. Departure 02. Melting the Ice 03. Our World 04. The Pyramid 05. Rain Dance 06. Intimacy 07. Nightmusic 08. Tropical Realities 09. A Real Dream 10. Imagination 11. Touching the Earth 12. Return