作者は不明ですが、シリアルナンバーを思わせる登録ナンバーと背中側の上部には『炭鍛造』とあり、恐らく松炭を用いて製造されたと思われる。
松炭を使って製造できればそれに越した事はないですが、もう何年も前に「とんでもなく高くなった」と聞きました。
扱い慣れている鍛冶の方なら、やっぱり出来が違うようです。
何年も前になりますが、マイクロスコープで×300で研いだ刃先を確認しました。
刃先の荒れようや刃線が乱反射具合や乱反射の太さなど、刃先側から光源を当てて観察することで、組織が細かいか先端が薄い刃が付くかなど視覚的情報でも優秀でしたので、炭焼きでありこのように仕上がっている事を踏まえ優秀であると思われます。
頭もポンチで抜きっぱなしや粗いヤスリ仕上げとかでなく、槌目風の仕上げでコバも非常に細かいヤスリ仕上げ。
地金は層状の模様が浮き出し裏スキも黒裏と、材料とそれに見合った手間がかけてあるように見受けられます。
自分で台に仕込んで使おうと楽しみに保管しておりましたが、やむを得ず出品します。
ゆうパックは補償がありますが、ゆうパケットポストminiは補償がありません。
当方は発送後の責任は負いかねますので不安な方はゆうパックをご指定下さい。
ご落札の後、評価を参考に連絡や手続き毎に数日を要する・受け取り連絡をされないという取引を何度か繰り返されている方は、申し訳ございませんがこちらの判断で落札者を削除をする事がありますので御了承ください。
未使用ですが部分的に錆などもありますので画像をよく精査して頂きノークレーム・ノーリターンでお願いいたします。