
田中稔之
美術名鑑 2011年 物故欄掲載
(1928-2006年) 田中稔之は1928年に山口県生まれ、画家としての才能を発揮し、学徒動員や教職を経て、独学で絵画を学びました、初期は具象的風景画から始まり、後に抽象画へ移行、特に円が主要モチーフとなり、幾何学的な抽象絵画を描くようになりました、パリで活動し、ウィリアム・ヘイター教室や菅井汲のアシスタントとして経験を積む、渡欧の旅で大自然の影響を受け、円が画面に登場し具象性を持つように変化、多摩美術大学で教鞭をとり、公共建築のための壁画も手がけました、田中は幾何学的な抽象絵画の巧みな表現と円を通じた独自の美学で知られ、展覧会や賞を多く受賞、彼の作品は大地と自然の影響を感じさせ、円が象徴的な存在となりました
額サイズ:約53x59cm
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額縁は経年なりの多少の小キズ、汚れなど
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