白亜紀時代の恐竜の可能性が高い羽毛を内包したミャンマー産琥珀
ビルマイト(Burmite) 16/9 mm
最大サイズは16mmと羽毛入り琥珀としては、一般的なサイズとなります。
羽毛の原羽毛 → 綿毛状の羽毛 → 小羽枝 → 大羽枝 → 風切羽 と進化しました。
そのため原羽毛のタイプは、まだ鳥類に進化する前の恐竜の羽毛だと考えられます。
小羽枝や大羽枝の羽毛入りの琥珀は、それだけでも希少ですが、原羽毛のタイプや綿毛状のものは、あまり多くありません。
この標本の羽毛は、肉眼でも羽毛を確認できますが、ルーペで見るとより鮮明に羽毛が確認できます。
バーマイト(ビルマイト)は、ミャンマーの内戦のため徐々に産出量が減っていくことが予想され、希少価値が出てくることが予想されます。
経験上化石の産出量とそれに伴う供給量はどこかでピークに達し、その後減少します。減少した後は、以前よりも高値で取引されます。実際過去にである程度出品されていた恐竜の骨の化石やトリケラトプスの角、ゾルンフォーフェンのカブトガニの化石は、ここ5年くらい滅多に見かけることがなくなりました。
この羽毛入り琥珀の価値は、よくある小羽枝ではなく、恐竜の可能性が高い原羽毛であることです。
羽毛入り琥珀は、それだけでも希少で過去10年間のでもそれほど出品は多くありません。
過去のの羽毛入り琥珀の中でも、最安値の部類に入ります。
以前ミネラルショーでは、肉眼で確認が難しいような琥珀が8万円で売られていました。また、過去のでは、小羽枝が1本が含まれる琥珀が10万円以上で落札されたこともありますし、インターネットのショップでは小羽枝が含まれるものが4万円弱で販売されています。