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金融腐蝕列島〔呪縛〕(1999年)監督原田眞人 *送料無料
脚本 高杉良
鈴木智
木下麦太
原作 高杉良『呪縛―金融腐蝕列島2』
製作総指揮 角川歴彦
高岩淡
羽佐間重彰
出演者 役所広司
椎名桔平
若村麻由美
遠藤憲一
根津甚八
仲代達矢
音楽 川崎真弘
主題歌 中山美穂『Adore』
撮影 阪本善尚
編集 川島章正
制作会社 アスミック・エース
東映東京撮影所
製作会社 東映
角川書店
産経新聞
配給 東映
公開 日本の旗 1999年9月18日
上映時間 114分
製作国 日本の旗 日本
言語 日本語
配給収入 6億5000万円[3]
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ポータル 映画
プロジェクト 映画
シリーズ第2作『呪縛』の劇場映画化作品。1999年公開。監督:原田眞人、主演:役所広司。配給:東映。ストーリーはおおむね原作と同じであるが、オリジナルキャラクターが追加されている(後述)。
編集を担当した川島章正が第23回日本アカデミー賞で最優秀編集賞を受賞した。
製作
企画
プロデューサーの原正人は、1997年発表の『金融腐蝕列島』を映画化しようと準備していたが、なかなか進まなかった。1998年、その続編『呪縛―金融腐蝕列島2』が産経新聞で始まるが、『呪縛』の舞台である「朝日中央銀行(ACB)」のモデルとなった第一勧業銀行は、のちに本作の製作者となる角川書店のメインバンクであり、本作のモデルとなった事件に際して自殺した第一勧業銀行の宮崎邦次元頭取は、角川春樹解任後に角川歴彦が社長になった際、会社再興を応援した人物であった。映画好きでもあった元頭取と親交のあった原正人と角川歴彦は、元頭取へのオマージュとして『呪縛』の映画化を決意した[4]。
キャスティング
原作にはないオリジナルキャラクターとして、若村麻由美演じる外資系経済専門チャンネルの女性アンカーが登場する。従来の新聞連載小説でみられなかった読者層として女性が加わっていたことを受けて、映画化にあたっての宣伝ターゲットを拡大するために導入されたとみられる[独自研究?]。若村のキャスティングにより、銀行や大蔵省と並んで旧態依然とした体質のマスメディアについてや、女性の雇用環境を巡るジェンダーの観点からの描写が作品に加わっている。
仲代達矢とともに、仲代が率いる無名塾出身の俳優が多数起用されている。かつて10日で無名塾を退団した遠藤憲一は、17年ぶりに再会した仲代と初共演となった。オダギリジョーの映画デビュー作である(記者役、本名の「小田切譲」名義[5])ほか、子役時代の三浦春馬が主人公・北野の息子役で出演している。
原作者の高杉良自身が、主人公らに助言を授ける弁護士のひとり役で、また、高杉と親しい評論家の佐高信が、本人役とおぼしいテレビ番組内の「辛口評論家」役として特別出演している。撮影当時にフジテレビアナウンサーだった吉崎典子もアナウンサー役で出演している。
撮影
映像作品ならではの特徴として、日比谷公園を行き交うように物語が進行するイメージ展開が挙げられる。原作のモデル・第一勧業銀行本店(第一勧銀本店ビル)、大蔵省、東京地方検察庁(検察合同庁舎)、原作中で役員の記者会見場(今作では朝日中央銀行本店ビルでの会見に変更)となる日本プレスセンタービル、役員らが密談を開く帝国ホテルは、すべて日比谷公園を取り囲むように実在している。ただ、本作のモデルである第一勧銀を含むこれらの建物内ではロケが行われず、特に「朝日中央銀行本店ビル」の外観は第一勧銀本店ビルとは全く異なる別の建物が使用されている。
本作のタイトルバックには日比谷公園周辺の地図を元にしたコンピューターグラフィックスによるデザインが用いられている。
興行
プロデューサーの原正人が東映会長(当時)・岡田茂に配給を頼んだところ、企画を知った岡田から「これは客が来ないよ。やめた方が良いんじゃないか」と言われたが、完成した映画を観た岡田は「やあ面白いの作ったなあ。こんな映画になると思わなかったよ」と言ったという[4]。興行成績はヒットまではいかない「まずまずの結果[4]」だった。
テレビ放送
地上波テレビでは2001年10月6日にフジテレビの「ゴールデンシアター」で初放映されたあと、地方局の深夜映画枠などで放映されている。
キャスト(映画)
北野浩(「4人組」・ACB企画部副部長→頭取秘書):役所広司
片山昭雄(「4人組」・ACB企画部MOF担):椎名桔平
北野今日子(北野の妻・佐々木の娘):風吹ジュン
和田美豊(ブルームバーグアンカー):若村麻由美
石井卓也(「4人組」・ACB企画部副部長):矢島健一
松原秀樹(「4人組」・ACB広報部副部長):中村育二
中澤正雄(ACB前専務):石橋蓮司
大野木(東京地検特捜部検事):遠藤憲一
一条(弁護士):もたいまさこ
陣内(ACB新副頭取・真相調査委員会委員長):本田博太郎
坂本昇(ACB頭取→顧問):梅野泰靖
今井史朗(ACB会長→顧問):小林勝彦
吉野修三(ACB前副頭取):山本清
太田勝久(ACB前副頭取):勝部演之
小田島敬太郎(総会屋):若松武史
唐沢(株主790番):内藤武敏
森田(ACB企画部長):山崎清介
西田(ACB企画部員):大高洋夫
宮本春馬(ACB企画部員):金子和
大津(ACB企画部員):大西智子
永山(ACB企画部ネットワーク担当・内部告発者):木下ほうか
渋沢(ACB総務部長):岸博之
クリス・ゴタンダ(ブルームバーグカメラマン):遊人
トク(ブルームバーグ録音技師):古本恭一
白木(在京テレビ局レポーター):今井あずさ
赤星(在京テレビ局記者):大城英司
茶器(記者):大門修三
クラリネットの浮浪者:中村亮
株主対策の弁護士:梅沢健祐
株主189番:康すおん
株主15番:井之上隆志
伊良部(事務官):井上肇
池ノ上(検事):水上竜士
溝之口(検事):高川裕也
伊場(事務官):光岡湧太郎
牛島(弁護士):加藤満
両角(弁護士):青木鉄仁
塩谷(弁護士):吉家明仁
薬師寺(ACB総務部員):浅野光希
梶原(大蔵省銀行局課長補佐):本郷弦
株主21番:並樹史朗
横柄な弁護士A:児玉謙次
横柄な弁護士B:藤田宗久
黄瀬川(ACB企画部員):佐藤吏香子
黒豆(記者):吉田一平
緑山(記者):瑞木滝
白木チームのカメラマン:細川智三
白木チームの録音技師:服部啓
赤星チームのカメラマン:向井智紀
赤星チームの録音技師:島守達也
北野浩一(北野の息子):三浦春馬
北野レナ(北野の娘):大谷玲凪
刑事:中山俊
執行官:町田政則
ブルームバーグ報道チーフ:フィリップ・シルバーステン
アルバート・メドウズ(テレビコメンテーター・文化人類学者):イアン・エドワード
アナウンサー:吉崎典子(フジテレビ)
気の弱い守衛:田口トモロヲ
危険な通行人(石井を銃撃する犯人):村上淳
見つめる青年(北野を脅す男・小田島の弟分):本宮泰風
激励する弁護士:高杉良
辛口評論家:佐高信
ACB本店32階の受付嬢:中村優子
藤本喜久子
山浦栄
記者:小田切譲
笠原紳司
奥田崇
高橋和興
久山の未亡人:島ひろ子
駒塚由衣
株主:殺陣剛太
二家本辰巳
◇
佐藤弘子(久山の秘書):黒木瞳
川上多治郎(フィクサー):丹波哲郎(特別出演)
◇
青木伸枝(佐々木の愛人):多岐川裕美
中山公平(ACB国際部担当常務→新頭取):根津甚八
久山隆(ACB前会長・取締役→顧問):佐藤慶
佐々木英明(北野の舅・ACB取締役相談役→最高顧問):仲代達矢
スタッフ(映画)
監督:原田眞人
製作総指揮:角川歴彦、高岩淡、羽佐間重彰
原作:高杉良『呪縛 金融腐蝕列島II』(角川書店刊)、『金融腐蝕列島 上・下』(角川文庫)
脚本:高杉良、鈴木智、木下麦太
企画:桃原用昇、佐藤雅夫、住田良能
プロデュース:原正人、坂上順
プロデューサー:鍋島壽夫、河瀬光、山田俊輔
撮影:阪本善尚(JSC)
美術:部谷京子
照明:大久保武志
録音:鶴巻仁
整音:中村淳
音響効果:柴崎憲治
編集:川島章正
装飾:湯沢幸夫
スタイリスト:宮本まさ江
キャスティング:福岡康裕
助監督:中西健二、小波津靖、石井晋一、芦野広忠
製作担当:榊田茂樹
スクリプター:坂本希代子
擬斗:二家本辰巳
監督アシスタント:原田遊人
音楽:川崎真弘
音楽プロデューサー:天翔陽子(ティンカーベル)
音楽製作:東映音楽出版
主題歌:中山美穂『Adore』
オリジナルサウンドトラック:キングレコード
タイトルデザイン:畑島浩
オープニングCGI & マットペインティング:木村俊幸
現像:東映化学
撮影協力:ブルームバーグテレビジョン、武蔵小杉タワープレイス、文京グリーンコート、ワールドビジネスガーデン、東京都多摩老人医療センター、河村能舞台・河村信重、日本盲人マラソン協会(JBMA)、東京アカデミア=シンフォニカ管弦楽団
制作協力:インターナショナルアクトレススクール ウィ・サクセス、aiかんぱにー、一期舎、エムケーエンタープライズ、A&Aアーティスト、サンミュージックアカデミー、日本青年会議所、成和共同法律事務所、ガル・エンタープライズ、VFX STUDIO LOOP HOLE、FLUX TONE[6]、インフォシーク ほか
金融腐蝕列島「再生」