小型で高効率、低消費電力。
内部回路も磁束漏れや外来ノイズの影響を低減するために、電源回路と信号回路の基板を分離したり等高音質仕様です。
内蔵アンプもドイツ(ミュンフェン)インフィニオン社の高音質なDクラスアンプを内蔵しております。
このアンプはパワーMOSFET技術のクラス最高レベルの性能を引き出した高級オーディオ向けアナログ2チャンネル入力オーディオアンプ用のマルチチップモジュールです。
一昔前はDクラスアンプは音が悪いと言われており、今でもそのイメージが強く残っておりますが、それは当時オーディオ的に良質なデバイスが無かったからです。
本製品は、あらゆるハイエンドのオーディオアプリケーションに最適なクラス最高のオーディオ性能となっており、電力効率とダイナミックレンジを最大化するよう設計されています。
また、PWM方式を採用しており、PWM方式は1秒間に何十万回という高速動作で、ONの時間の間はアナログ的に動作しているため、音声情報を量子化(デジタル化)することはありません。よってこのアンプはアナログ的に動作しているアナログアンプとも言えます。
Dクラスアンプは、スイッチングによって電力をコントロールしますので、原理的には熱が発生しません。パワーアンプでありながら、大きな放熱機構を必要としませんし、熱を出さないので、筐体を密閉構造にすることができ、内部に埃が入ることもありません。
また、本製品が採用しているアンプは小型で伝送効率95%と抵抗の低いチップのため電源効率が非常に高く、アンプ部本体の容積を最小にできるだけではなく、周辺の回路やリード線も最短にでき、放熱対策も不要になることで、ノイズ発生を極限にまで抑えることができています。
モジュールには過電流、過熱、低電圧保護、セルフリセット機能などの保護回路が搭載されているので、余計な外付け保護部品を使った保護回路を搭載する必要が無く、ソフトスタート動作を制御する新しい内部ロジックにより、クリックノイズやポップノイズのさらなる低減を実現し、優れた効率と低歪みを実現しています。
安価なアンプではスピーカーのボイスコイルから発生する逆起電力により、躍動感や音場、音色といったものが損なわれがちですが、逆起電力に強いスピーカーの駆動方式として、本製品の様なDクラスアンプが原理的に優れているとされてます。
小型で低損失で非常に高い電力効率なので、車載環境のバッテリーによる駆動を考慮した場合最適な設計になっています。そして本商品は近年の進歩によって非常に高音質化を実現しています。
本商品はDクラスならではの高効率ですので、発熱も少なく自動車の様な不安定で非力なバッテリーや設置環境でも非常に安定した動作が可能です。