【詳細】
秋月涼介set 消えた探偵/紅玉の火蜥蜴/迷宮学事件/月長石の魔犬 講談社ノベルス
消えた探偵 2006年2月6日初版 講談社元社発行
紅玉の火蜥蜴 2010年5月10日初版 講談社元社発行 愛読者カード完備
迷宮学事件 2003年8月29日3刷 講談社元社発行 帯付
月長石の魔犬 2005年1月10日2刷 講談社元社発行
消えた探偵
入った時と同じ扉から出なければ異世界に迷い込んでしまう――そう信じているスティーヴンはある晩、診療所で死体を目撃した後、何者かに違う扉から突き落とされてしまう。目を醒ますとあるはずの死体は消えていた。真相を究明するために彼は調査を開始する。一向に見えてこない事件の真相の先にあったものは?!
紅玉の火蜥蜴
連続放火、連続殺人……。人間たちの穢れを清めるのは炎か人か!?人間の内面に宿る“狂気”を描く渾身作!両親と弟を殺した爆弾魔への復讐を誓う、嘱託解剖医の嘉神沙遊良。その彼女に殺されたいと熱望する霧嶋悠璃17歳。彼女らの住む町で連続放火殺人事件が発生! キャリア警視の鴻薙冴葉は石細工屋・風桜青紫の協力を得て犯人に迫るが、次々と容疑者は焼死体となって発見される。 火に魅せられた真犯人の正体は!?
迷宮学事件
迷宮と迷路は混同されがちだが、構造も、意味も全くの別物である……。高名な隻腕の建築家・東間真介は、自ら設計した、地上部分は左右対称、地下は迷宮構造の屋敷に住んでいた。そこで起きた鏖殺事件。迷宮内の密室で、真介の遺骸は年齢退行をした赤子の姿で発見され……。今、貴方の心奥の昏い迷宮の疼き出す!
月長石の魔犬
満月の蒼白い光が、皓々と地面に降り注いでいる――右眼に藍玉のような淡い水色、左眼に紫水晶のような濃い紫色の瞳をもつ石細工屋店主・風桜青紫と、彼を慕う女子大生・鴇冬静流。先生に殺されたいと願う17歳の霧嶋悠璃。境界線を彷徨う人々と、頭部を切断された犬の首を縫い付けられた屍体。異常と正常。欲望と退屈。絶望と救い。根源を射つメフィスト賞受賞作!!
秋月涼介
1971年5月11日生まれ。『月長石の魔犬』で、第20回メフィスト賞を受賞してデビュー
【状態】
経年劣化により焼け、カバーにスレ、ヨレ、汚れは御座いますが、概ね良好です。