■古書蒐集に纏わる文庫本4冊一括。
■古書蒐集に纏わる宿痾「古本病」の世界です。古書に深く分け入る
と、私同様、皆此の【不治の病】を発症します。譬えて謂えば蟻地獄
の穴でしょうか。擂り鉢の斜度も急で容易に抜け出せなく為り、足も
洗えなく為ります。治る見込みも適切な処方箋も有りません。(笑)
■該書は横田順彌氏の古書に関する博覧強記の開陳と、紀田順一郎氏
の古書に関する推理小説仕立てに為って居ます。中々面白いですよ。
★①『古本探偵の冒険』横田順彌著。
1998年初版カバー帯。学陽書房発行。全318頁。書き込み無し。
★②『古本屋探偵登場』紀田順一郎著。
1985年初版カバー帯。文藝春秋社発行。全252頁。書き込み無し。
★③『古本屋探偵の事件簿』紀田順一郎著。
2000年第14版カバー帯。東京創元社発行。全661頁。書き込み無し。
★④『古書収集十番勝負』(魔術的な急斜面改題)
2000年初版カバー帯。東京創元社発行。全294頁。書き込み無し。
■紙質経年劣化で②は本文焼け有ります。他は並本です。
■古書に不慣れな方、殊更神経過敏な方には不向きです。回避為さる
のが賢明かと思われます。爾後のClaim御容赦下さい。
■取引に際しては私の自己紹介欄をお読み下さい。