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UESUGI 上杉研究所 MODEL/U:BROS-6 ライントランス=音質豹変/ノイズイレーサー
高性能コア=極薄特殊パーマロイ/多重積層コア タムラ製作所の特注品 の出品でございます。
当オークションでも人気のある 「上杉研究所 UESUGI U:BROS-5」 MCカートリッジの昇圧トランスではございません。
いわゆる ライントランスに属する 製品でありますが、MCカートリッジ用の昇圧トランスとは見分けが付きにくいほど
外観が似ているため、商品説明文や商品タイトルを読まずに 画像を一目みて即決なさることのないようにご注意くださいませ。
ライントランスを信号伝達経路に挿入することは、海外メーカーでは 特にハイエンドモデルでは好んで採用されており
今どきな ネットワーク・プレイヤーでも、海外製の超弩級モデルには こっそりと出力トランスが内蔵されていると聞きますから
骨董品のような古典的 パーツである トランスと、現代テクノロジーの発達した今日のデジタル技術とが
共存しているのは、たいへん興味深いと感じます。
CDプレイヤーの時代ですら、プロ用から派生している PHILIPS/STUDER/REVOX などのハイエンド機器には
必ずと行っていいほどライントランスが内蔵されて、そこを経由してましたので、その時代から分かっていたのでしょう。
上杉研究所が採用した タムラ製作所の特注品である昇圧トランスやライントランスは
非常に特性が素晴らしく、公表されているスペックからも、それらを伺い知ることができます。
長期にわたる安定性と高い信頼性、高性能なスペックが満たされたトランスを求めて
辿り着いた結果が、タムラ製作所との共同開発であったと著書で述べられておられました。
なぜなら、放送局や音楽制作スタジオなどの用途で使われる、所謂 プロフェッショナル仕様 のみならず
極めてシビアな基準が要求される米国の軍規格である ”MIL” に匹敵する 我が国に置ける防衛庁の軍需スペックを実現し
気象衛星や通信衛星などの宇宙開発事業などにおいても、厳し過ぎる基準をクリアできる製品を
一貫生産できる 国内唯一のメーカーで、世界的な規模で考えた場合ですら、世界トップクラスのトランスメーカーです。
トランスは構造が単純な故、コアの材質や構造、形状とサイズ。そして巻線の太さや巻数と巻き方など
細かなノウハウの積み重ねが必要で、これまでの経験が物を言い、 匠の技こそが鍵を握るのでございます。
微弱な音楽信号の伝達を司る入出力端子のすべてを、クリーニングスティックを用いて
ターミナル全体に外側はもとより、内部の方まで丹念にクリーンナップを施しました。
後述する ライントランスの不要な帯磁を除去する、消磁工程も施工済みでございますので
到着時から、気持ちよくお使いいただける内容とさせていただきました。
コピーでよろしければ、嘗て 上杉氏が有償で提供しておりました 全製品群の貴重な文献から
本品=U Bros-6 の部分を抜粋しての資料をお付け致します。
オーディオアンプの回路設計や周辺技術など、卓越した技量をお持ちであった上杉氏の思想が反映され
入出力端子の内部には、接続する機器とのインピーダンスの整合を司る ターミネイト抵抗(終端抵抗)が
装備されておりますが、この機能がもたらすメリット=電気的インピーダンス整合 や
反射による 音楽信号の変質や遅延を防ぐなどの役割を担っており、氏のきめ細やかな配慮がなされました。
上杉研究所の各種トランス類は、流石 日本のトランス製造の頂点に立つ 名門=タムラ製作所製
MC昇圧トランスもそうですが、極めて物理特性に優れており、外来からの悪影響を遮蔽するシールドも完璧で
そのスペックを証明するかのような、非常にワイドレンジな音質が特徴的と思います。
昨今、アナログレコードが脚光を浴びており、その再生に用いるMCカートリッジの昇圧に
必要なMCトランスにも、スポットライトが当たるようになって参りました。
如何にトランスのポテンシャルを発揮させるかは、そのコア材の不要な帯磁を取り除くことが必須となります。
当方の出品しております MC昇圧トランスには、すべて 措置を施してご購入者様にお渡ししておりますが
MC昇圧トランスと同様の仕組みを有する ライントランスにおいても 同様の処置を施工致しました。
採用したのは、高音質レーベルとして世界的に著名な米国の シェフィールド・ラボ社 が 嘗て発表していた
「Magnetic Domain Matrix Signals」=磁気歪みを追放する 9種の消磁信号を活用することで
トランスの中枢をなすコア(導線の巻枠)の不要な帯磁を消滅させる措置を施しました。
9種の消磁信号は、周波数域を分割しつつ、それぞれ異なる信号のスペクトラムによって
可聴域の全般にわたり、トータル的に消磁を施してくれますし、処置をした機器は 蘇生したといっても
過言ではないレベルの著しい音質向上効果が得られました。
他所では 得られない 大きな音質的 特典として、お見知り置きいただきたいと存じます。
今から40年以上も昔、1982年頃に待望のデジタル音源=CD(コンパクトディスク)が発売されました。
デジタル音源となることで再生が簡単で便利、レコード盤特有の雑音からも開放され、 ようやく面倒な儀式?から開放されると
大いに期待され 登場してきた背景がございますが、当時から音質面での問題点が指摘されておりました。
残念ながら CDのみならずデジタル音源故に、現代において趨勢を極めるサブスク配信などでも
依然として解決には至らず現在でも問題視されている次第です。
上杉氏 率いる上杉研究所ではディジタル・ソースは素質が優れているが、こういった問題点は
再生側にあるのではないかと考え、その解決に真剣に取り組んでいました。
当時、海外製のCDプレイヤーで極めて高評価であった機種たちは、押し並べて出力トランスを内蔵していた事実を突き止めて
上杉研究所のアンプに関するノウハウを駆使して、2年の歳月を費やして研究 開発した結果
デジタル・ソースの再生における音質的欠点は、デジタル機器から発生するコモン・モード・ノイズが
原因である事を特定し、当時 世界で初めてコモン・モード・ノイズを除去する機器として製品化されました。
驚異的なスペックを実現し、極めて高音質との高い評価を確率していた
同社のMC昇圧トランス=U-BROS-5 L/H の開発/製造に係わるノウハウを
十二分に活用して発売されたライントランスの決定版と思います。
基本的にはCDプレイヤー(またはDAコンバーター)とプリ/パワーアンプの間に繋ぐことを主眼としておりますが
プリとパワーアンプの間に挿入するとかも効果的で、トランスの摩訶不思議な効能に驚かれるかもしれません。
海外メーカーのハイエンド機種に準えて、今どきな ネットワーク プレイヤーなどにも 非常に好適かと存じます。
当方は そういったノイズ除去はもとより、信号ラインにトランスを挿入することによって豹変する
音楽の表現力の差異に魅力を感じているのでございます。
デジタル音源に思う当方の印象は、輪郭鮮明でクリアな音なことは理解していますが
平面的で散漫な印象は拭えず、聴いてからすぐに飽きてきます。
そこにライントランスを挟むと、楽器の各パートの位置関係が明確になり
音像が浮かび上がるように ピントのあった定位感が、ステージのリアルな様子を伝えてくること。
ボーカルはセンターに鎮座しながら前方に迫りくる勢いが感じられ
骨太で重厚なドッシリとした低音部で しっかりと下支えしたサウンドは安定感が抜群。
人間の神経を刺激する忌まわしい部分は取り除いてくれつつも、聴くものの琴線にビンビン訴えてくる訴求力は
オーディオの真髄に触れている醍醐味が味わえました。
音楽鑑賞では 音の抑揚や陰影の深さ、動的な過渡特性が重要で、これがあるとないとでは雲泥の差があり
聴き手の感情が高揚するか否か、所謂 没入感に満たされるのかの分岐点でと考えます。
高い評価を確率していた同社のMC昇圧トランス=U-BROS-5 L/H の開発/製造に係わる
ノウハウを十二分に活用して発売されたライントランスの決定版と思います。
オーディオ評論家として、アンプ製作記事の出筆者として、既に高名であった 故 上杉佳朗氏が
1971年に創業した 上杉研究所 (UESUGI) は、真空管アンプの専門メーカーとして産声を上げました。
既にその頃のオーディオのアンプは急速に半導体化しており、管球アンプそのものはごく少数派でありました。
しかし 終始一貫して、増幅素子は真空管が最良とする そのスタンスは揺るぎ無いもので
その経歴は、氏がまだ大学生であった頃に、アンプの新興メーカー「エロイカ電子工業」の
業務取締役部長として迎えられたという逸話の通り、たいへん卓越した能力の持ち主でした。
高性能な高級アンプを発売するも、年上ばかりの社員たちとの中で次第に軋轢が生じ
結局、2年で退社することとなり、エロイカ電子工業自体もまもなく終焉となりました。
その数年後、お兄さんの上杉卓男氏との共同創業で 上杉研究所を立ち上げて、1973年に祈念すべき第1作UTY-1を発表。
以降のモデルにも同じネーミング=UTYはUesugi Takuo Yoshioの頭文字で、もう一つのネーミング=U-BROSは上杉兄弟を意味します。
氏は残念ながら、上杉ブランド創設40周年を翌年に控える2010年12月に肺がんで68歳の生涯を閉じてしまわれましたが
以前よりエンジニアと評論家としての親交があり、音楽の趣味やアンプ設計の理念など共通点も多かった
当時、ビクターのオーディオ部門で開発を担当していた藤原伸夫氏が、氏から要請を受けて正式にウエスギブランドを継承していくことになりました。
時代と融合できるように要求される内容をアップデートしながら、氏の志を受け継ぎ、現在でも名門ブランドとして存続しております。
上杉研究所とトランス製造には深い造詣と経験を有する、名門=タムラ製作所との協同開発による特注仕様のトランスを採用。
トランスのコア材には極薄特殊/多重積層のスーパーパーマロイをコアとして採用することで優れた特性を得ております。
パーマロイはニッケルと鉄からなる軟質磁性合金で、透磁性が非常に高く磁気を通し易い性質を有していて
音響用トランスのコアとしては理想的なマテリアルと言え、特に高級/高性能なトランスのコアとして不動の地位を保ち続けております。
パーマロイはニッケルの含有量によって類別され 、最高級とされる 78% スーパーパーマロイは非常に高額でもあります。
トランスは、一旦 コアに磁気エネルギーに変換し蓄えた上で、それを放出するわけですから、コアの性能に依存する部分も多く
大型のコアのほうが設計の自由度が上がり、高性能なトランスほど大きく重くなるのは、こういったことが理由として挙げられます。
肝心のトランスは、セパレーション特性の悪化を防ぐため、大型のシールドケースを採用した、左右完全独立構造を採用しております。
誘導ハム対策として、シャーシは特級鉄材で構成し、トランス自体を多重シールド構造とした上で大型銅メッキ鉄材ケース内にフローティングさせています。
また、鉄材による磁気歪の発生を抑えるため、信号ラインの引き回しに独自のノウハウを盛込んでいます。
特筆すべきは、繋ぐ上流側の機器に合致するように 出力インピーダンスに合わせた接続端子が3パターンあることでございます。
背面の端子群は上部/入力/ で 下部/出力となり、送り出しの機器の出力インピーダンス 「A=200~500Ω // B=500Ω以上 // C=200Ω以下」
互いを繋ぐ仲介役のような機器ですから、他のライントランスにはない、上杉氏らしい配慮が感じられますが
残念なことに、当機種の後期版は簡略化=コストダウンを余儀なくされ、特徴的であったこの機能がなくなってしまいました。
一般論で申し上げると、通常 スペックを余す所なく公表しているメーカーは極めて少数派ですので、使用している機器のインピーダンスが不明な場合は
電圧伝送の鉄則である ロー出し→ハイ受け の大原則に則って、入力/B端子に接続すれば間違いないと思います。
使用に伴うキズやスレなどがございますが、目立つ大きなダメージは見当たりませんでした。
見落としがあるかもしれませんが、画像を最大限 掲載いたしましたので、ご参照ください。
外観の判断は個人差もありますし、受ける印象も様々だと思いますので
細部まで気になさる方は、恐れ入りますが 入札をお控えくださいませ。
中古のオーディオ製品という観点からのご検討をお願い申し上げます。
実に様々な方々がいらっしゃいますことから、誠に恐縮ですが
原則 ノークレーム・ノーリターン・ノーキャンセルでお願いしたいと思います。
ヤフネコ宅急便にて、全国 送料無料 でお届け致します。
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