『備後絣（びんごがすり）』は江戸時代から160年間受け継がれた日本三大『絣』の1つ。今回、広島県は福山市で1890年代より糸染色から始まった生地工場でも最古と言われている備後絣の生地を YUGE FABRIC FARM の審美眼によりピックアップ、UNION ORIGINAL のデザインで仕立てたテーラードジャケットを制作。UNION デザインチームが得意とするワイドなシルエット、ラベルのシェイプや左右で仕様の異なる肘のパッチ等のディテールワーク、同じ備後絣でも異なる柄の生地をパーツ毎にランダムに配置したデザインまでヴィンテージの古布をモダンにアレンジしたスペシャルメイクアップ。

YUGE FABRIC x UNION COLLECTION
トランクショーにあわせて、広島は福山市が産地となる藍染の「備後絣」の和布や、愛知県は一宮市の生地メーカーからレスキューした80年代のオーダーメイドスーツ用のデッドストック生地など複数の旧い生地を用い、UNION ORIGINAL のデザインに仕立てることでモダンにアレンジしたテーラードジャケット、半袖シャツ、パラシュートパンツからなるカプセルコレクションをリリース。日本古来のジャパンブルーと言われる藍色を基調とした生地が織りなす歴史と美しさを纏ったスペシャルな仕上がりに。

【YUGE FABRIC】
YUGE RABRIC（ユゲ ファブリック） は産業の栄枯盛衰によって世から失われつつあるデッドストックやヴィンテージなどの生地（ファブリック）にスポットを当て、現代へとアプローチする新しい概念の「生地屋」であり「手芸屋」である。