デレク・アンド・ザ・ドミノス - Firebird Flying High - Derek & The Dominos
1970年USツアー終盤となる11月17日カリフォルニア、。サクラメントでのショーをお聴き頂ける嬉しいアイテム。この日は珍しくギブソン・ファイヤー・バードⅢを弾いている激レア公演として知られ、また当初11月12日の予定だった本公演は、クラプトンの祖父が亡くなり、葬儀出席のためこの日に延期になることに。 そしてこのツアー中、約1週間のみしかステージで使用されなかったファイヤー・バードを弾いていることもあってか、この日のプレイはいつもと少し違ったテンポやフレージングを聞かせるところなども要チェック。そして数ヶ月に及ぶツアーで楽曲の構成やバンド・アンサンブルもかなり息の合った時期であり、セットも「Got To Get Better In A Little While」から始まる黄金のパターンとなるもの。そして押さえ気味のイントロ・リフから、一気にスパークし、ゆったりと流れるように次々とフレーズを紡ぎ出すクラプトンのプレイは、充実感溢れるもの。そして「Stormy Monday」はめいっぱいブルージーな雰囲気で、官能的なヴォーカルとブルース・ギターが見事に融合した演奏を披露。
・Tracklist
Disc One : 1. Got to Get Better In A Little While 2. Blues Power 3. Have You Ever Loved A Woman 4. Tell The Truth 5. Why Does Love Got To Be So Sad 6. Roll It Over
Disc Two : 1. Stormy Monday 2. Key Top The Highway 3. Keep On Growing 4. Bottle Of Red Wine 5. Let It Rain 6.Little Wing
[Sacramento Memorial Auditorium, Sacramento, Califorinia, Usa, November 17th 1970]
Eric Clapton - Guitar, Vocals / Carl Radle - Bass / Jim Gordon - Drums / Bobby Whitlock - Keyboards