コンバージェント・デザイン Gemini 4:4:4 非圧縮ビデオレコーダー
付属品;SSD512GBが8枚;4096GB
Canon C500などの12ビット出力カメラから12ビットRGB 4:4:4非圧縮で録画できる。それ以外の場合、Geminiは10ビット非圧縮4:4:4ビデオをDPXファイルとして最大2台のコンバージェント・デザイン1.8インチSSDに録画する。Geminiはデュアル SDI入出力とHDMI出力を備えている。重量はわずか1ポンドで、入手しやすい取り外し可能なメディアに最高品質のHDフォーマットを録画するGeminiレコーダーは、Sony PMW-F3などの4:4:4 SDI出力を備えたコンパクトカメラの理想的なパートナーである。
とはいえ、8ビット4:2:2 HD-SDI出力を備えたPanasonic AG-AF100などの他の大型センサー小型カメラにGeminiが適さないというわけではない。何より、カメラの圧縮を回避する利点はここでも有効である。そして、両方のSSDへの録画(瞬時バックアップ用:将来サポート予定 - 現在は未対応)などのプロフェッショナルレベルのワークフロー選択肢は、本格的なデジタルシネマ制作に十分対応する。
しかし、Geminiを際立たせる機能の多くは、3G/デュアルリンクSDI伝送を活用するものである。映画的フレームレート撮影のための1080p25および1080p23.98の4:4:4録画がある。(その他のフォーマットならびに再生・録画機能は将来のファームウェアリリースでサポート予定 - 含まれていません)
Gemini 4:4:4をデジタル映像撮影の真のツールたらしめるもう一つの重要な機能は、Sony S-Logガンマ機能のサポートである。これはファームウェアアップグレードによりPMW-F3で利用可能である。映像に適用されると、S-Logルックアップテーブル(LUT)は広いダイナミックレンジのための追加のラチチュードストップを提供し、録画されたDPXファイルをあらゆるデジタルインターミディエート(DI)ポストプロダクションワークフローに美しくセットアップする。S-Logビデオを一方のSSD(オンライン編集用)に録画し、同時に他のバーンインLUTを適用した同じ映像を二番目のSSD(オフラインプロキシの作成をより簡単かつ高速に)に録画することができる。
編集システムへの映像転送は簡単である。Gemini 4:4:4にはSSD-to-eSATA転送ステーションが付属しており、MacやPCにファイルを簡単にドラッグして、非圧縮ファイルまたは多くの人気NLEアプリケーション(現在ソフトウェアはAvid、Final Cut Pro、Premiere、Smoke、Flame、DaVinciをサポート)で任意の編集コーデックで編集を開始できる。
主な特徴: ライブモニタリング・再生・メニューナビゲーション用の内蔵5インチタッチスクリーンLCDモニター
最大12ビットRGB 4:4:4非圧縮をDPXファイルとして録画
ユーザープログラム可能な1D LUTによるS-LogおよびLog-Cサポート(Log-Cは将来のファームウェアにて対応 - 含まれていません)。LUTはいずれかのSDI出力に適用可能
2つのドライブに連続録画(将来の同時録画サポート、即ち瞬時バックアップ - 含まれていません)
ビデオはドライブ単位でバーンインLUTありまたはなしで録画可能
再生コントロールには再生・一時停止機能(将来機能予定 - 含まれていません)
ユーザー定義プリセットとカスタマイズ可能なオンスクリーンデータレベルを備えたタッチセンシティブメニューシステム
マイク入力・ヘッドフォン出力(3.5mm)
削り出しアルミニウムケース