
SINGLE MALT JAPANESE WHISKY
SHIZUOKA POT STILL W
100% IMPORTED BARLEY 2025 EDITION
ガイアフロー シングルモルト
日本ウイスキー 静岡 ポットスティルW 純外国産大麦 2025年版
55.5%
700ml
2023年5月に発売し、世界的なウイスキーコンペティションであるワールドウイスキーアワード(WWA)2024を受賞した「ポットスティルW 純日本大麦 初版」。
本作は
スコットランド産のピーテッド麦芽のほか、ドイツ産ビール(ピルスナー)用麦芽などを組み合わせた、輸入大麦麦芽のみを使用。
力強い味わいを持つ外国産大麦を、よりパワフルに仕上げる薪直火蒸留機W。
薪での蒸留は世界的に非常に珍しく、静岡蒸溜所のオリジナルの蒸留機です。奥静岡の森から切り出された間伐材を使用して、800℃もの高温で蒸留します。
ほのかなスモーキーさと直火蒸留による心地よい香ばしさ。「ポットスティル」シリーズでは最も骨太で重厚感のある仕上がりです。
ジャパニーズウイスキーに限らず、世界中で造られているモルトウイスキーのほとんどは、大麦の産地を明確にすることはありません。しかし静岡蒸溜所では、ウイスキーづくりを始めた2016年から、大麦の産地ごとに分けて仕込みをしています。粉砕から蒸留、樽での熟成に至るまで麦の産地ごとに造り分けており、それぞれの原酒は混ざることなくウイスキーとなります。
これは、多様な原酒を造るという目的からだけでなく、産地によって大麦の味わい、ウイスキーの風味がどのように異なるのかを知りたいという探究心から始まっています。
さらに、静岡蒸溜所では大変希少な日本産大麦、静岡県産大麦でのウイスキーづくりも行っているので、あえてこのように「外国産大麦100%」と謳うことができます。これは「日本産大麦が優れている」ということではなく、それぞれの産地の違いを風味として楽しみ、その調和によって新しい価値が生まれるという思いも込められています。
今回はピートの風味をしっかりと効かせた、これまでのリリースの中で最もスモーキーな仕上がりになっています。
静岡蒸溜所はこれまで、蒸気加熱式蒸留機Kと薪直火加熱式蒸留機という初留蒸留機の違い、さらに原料の大麦の産地で純日本大麦、純外国産大麦と分けたアイテムをリリースしてまいりました。
本作は薪直火蒸留機Wで蒸留した外国産大麦100%原酒のみで構成されていることと、リリース年である「2025年」から、名付けられています。同じく蒸留機Wと外国産大麦の組み合わせでは、2022年8月に「ポットスティル W 純外国産大麦 初版」として誕生して以来、定期的にリリースしています。