
盤 / ジャケット M / M--
M Mint ほぼ新品同様
M- Mint Minus 中古盤として美品
M-- Mint Minus Minusごく軽い擦れあるが目立つノイズなし・良品+
EX++ Excellent Plus Plus 軽い擦れ、小さな傷あるも、ごく軽いノイズ・良品
EX+ Excellent Plus 擦れ、傷などが多少あり、ノイズあるもまあまあ良好・並品+
EX Excellent 擦れ、傷が目立ち、ノイズも多少あり・並品
VG+ Very Good Plus 深い傷あり・明らかなノイズあり・不良+
VG VeryGood 明らかに深い傷あり・明らかなノイズあり・不良
レーベル: ナゴムカンパニー NG-057
フォーマット: レコード, Mini-Album, 12", 45 RPM
国: Japan
リリース済み: 1988年
ナゴムレコード発、ネオアコ系の稀少盤。
88年リリース、ナゴムレコードでは珍しいギターポップ系バンド、ミシンのミニ・アルバムです。
86年にソノシート、87年には7インチ・シングルをナゴムからリリースし、88年にミニとは言えこのアルバムのリリースにこぎつけました。
メンバーはキダ・クリス、ジエン・ジュンイチ、モウリ・モリスの3人で、ドラマーが不在のため曲によって3人が叩いたり、ロンドン・タイムスの金野由之がヘルプをしています。
ミシンの音楽は、レーベル主のケラが、広告で「モノクロームセットの跡を継ぐもの」と書いているように、イギリスのギターポップ・バンドに影響されたサウンドですが、モノクロームセットなど本家のバンドに比べても楽曲の完成度が高く、日本語で歌っていなければ、チェリーレッドあたりからリリースされたイギリスのバンドの作品だと思ってしまいそうです。ナゴムでは浮いてしまいそうなバンドですが、歌詞が不条理で独自の世界観があるものなので、この部分に関してはナゴムとの親和性が感じられます。
この後ミシンは解散し、キダはザ・ガードナーズというバンドを結成。ギターポップ・バンド・サウンドを更に追求していきます。
後年、曽我部恵一や小山田圭吾などがミシンを高評価する発言をし、過去作の再発や再結成が望まれましたが、キダと共にバンドのサウンドの軸であったジエンが亡くなったこと、キダが過去作の再発を望んでいないことから新作や再発は不可能となっており、つまり本作がミシンの最後の作品ということになってしまいました。
A1走れ馬車馬
A2パートさんの手紙
A3Jamaican Eskimo
B1険しい等高線
B2ペーター牧場へ行く
B3南極観測隊員