正確に言うと、抽苔しにくい=トウ立ちしない=ネギ坊主が出にくいネギの苗×10本です。
この時期、ネギは土寄せされて長く育っていて、苗(干しネギ)を作れませんので、
ネギの頭をはねて(食べ)、根元を長めに残して土に植えて15cm程度の苗を作りました。
根が付いたままの苗を10本掘り上げて宅急便コンパクトで送ります。
この時期に植えると、ちょうど普通のネギが抽苔する4月には食べ頃になります。
分げつして2-3倍になっていると思いますので、そのまま苗として植えるのがいいと思います。
ネギは深植えが苦手です。長ネギを作るのであれば、土寄せで白い部分を増やしてください。
今まで坊主がでないネギを何種類を試してきましたが、この系統に落ち着きました。
この系統は三重県北部で、20年間でたった一度、2本しか抽苔していません。
しかも抽苔した2023年は、観測史上最低となる気温-8.9度を記録した年です。
その春にたった2本だけ抽苔しました。
もしかしたらもっと寒い地方では毎年、抽苔するのかもしれません。
二十日ネギのようなワケギの系統ではありません。薄皮が茶色にならないし、もっと太くなります。
土寄せすれば長ネギにもなります。
やぐらネギでもありません。やぐらネギはネギ坊主に新芽ができるという系統です。
ネギ坊主が出なくても、やぐらネギはやぐら茎が抽苔します。その固い茎のために食べられません。
抽苔が遅いという系統でもありません。適度に分げつする中太ネギです。
ネギ坊主が出ないまま何年も育ちます。
連作障害が出るので半年に一度、少しの株を新天地に植えるのがいいかと思います。
葉ネギはもちろん、土寄せすることで長ネギのようにも使えます。
このネギがあれば、毎年、ネギのタネをまいて苗を作る手間がいらなくなりますし、年間を通じていつでもネギを収穫できます。
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