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【小山富士夫】
日本の陶磁器研究者・陶芸家。中国陶磁器研究の大家。1900年、岡山県玉島市に生まれ、東京府立第一中学から東京商科大学に入学したが、1923年、中途退学、25歳の時に近衛歩兵隊の同期である岡部（小林）長世（岸和田藩主の子孫で国立近代館長・岡部長景・子爵の弟）がおり、その影響で古陶磁研究へすすみ、1930年頃、留学中の郭沫若と親交を結び、1935年代に中国諸地方の古窯址を踏査、中でも1941年定窯古窯址を発見した意義は大きかった。1943年12月、『支那青磁史稿』を発表して高い評価を受ける。戦後は、東京国立博物館調査員、文化財保護委員会調査官として陶磁工芸の調査と文化財指定、各種陶磁全集の編集・評論に活躍し、1954年の『東洋古陶磁』全6巻（美術出版社）は世界数ヶ国語に訳出されたほか、1960年3月には第10回文部大臣賞芸術選奨を受けた。しかし同年秋、永仁の壺事件が起こり、翌年に文化財保護委員会事務局を辞任した。毎年、神奈川県立近代美術館における陶磁器展の企画をはじめ、多くの陶磁器展に参画し、根津美術館嘱託、神奈川県文化財専門委員、出光美術館顧問、日本工芸会副理事長などを歴任した。1973年岐阜県土岐市に築窯して作陶生活に入るも、1975年、心筋障害のため、自宅にて死去、享年75歳。墓所は多磨霊園。1900-1975。

【作品状態】
紙本　軸　真筆保証(真作)　裂表装　ウブ幅　箱書きあり　中身寸法３４×２４　状態良好　幅自体しっかりしています　よろしくお願い致します

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配送中のトラブルは、私のほうでも責任を負いかねますのでご理解ください

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