商品は、バンダイから２００５年に発売された『WING CLUB COLLECTION（ウイングクラブコレクション）Part.L2』より『艦上偵察機 彩雲』になります。

  外箱開封済み、ブリスター未開封の新品になります。リーフレットもあります。

  モールドが精彩で出来が良く、コックピットの中までちゃんと作ってある彩雲になります。

  垂直尾翼に貼るテールコードの付属デカールで

  『７６２－３４』：第７６２海軍航空隊

  『ヨＤ－２３２』：第３０２海軍航空隊

  『２１－１０３』：第１２１海軍航空隊

  『３４３－０５』：第３４３海軍航空隊

  『７５２－５２』：第７５２海軍航空隊

  『７５２－１３』：第７５２海軍航空隊

  『Ａ　１４１－３５』：第１４１海軍航空隊
  のどれかに出来ます。


◆趣味の彩雲

 『我に追いつくグラマン無し！』

  偵察中にグラマンＦ６Ｆヘルキャットに追いかけられた彩雲が、Ｆ６Ｆを振り切って逃げた時に打ったとされる電文で、彩雲と言えば、この言葉が出てくるぐらい有名です（『我に追いつく敵機無し！』 だったという説もあります）。

  戦艦で砲撃戦を仕掛けるにしろ、航空機で空襲するにしろ、まず敵がどこに居るのか知る必要があります。
  そして航空機に比べると、軍艦は比較にならないほど、遅い。

  そこで偵察機を飛ばして、索敵しなければなりません（艦隊運用の基本）。

  この偵察機は、速度が速ければ速いほど、より短時間に広範囲の索敵が出来る為、日本海軍は高速偵察機を欲してました。

  他国では、偵察専門の艦載機は居なかったのですが、最初から高速偵察機を欲した日本海軍は慧眼です。
  第２次世界大戦中に最初から艦載機の偵察機として設計された、唯一の艦上偵察機になります（他国では複座の艦攻を偵察機として使用してた）。

  陸軍は双発の百式司偵を有してましたが、海軍は空母で運用するので、百式司偵の様な大型の機体では使い物になりません。空母のエレベーターに乗るように縦横１１ｍ以内で設計しなければならないのです。

  それでも高性能さを求められるので、基本的に陸軍（≒空軍）機よりも海軍機の方が性能が優秀なのが多いです。

  中島飛行機が開発した彩雲は、２０００馬力級の誉エンジンを搭載し、プロペラも大型。また、高速を出すためにスマートなボディを持ってます。

  最高速度は時速６３９ｋｍ（戦後、米軍がまともなガソリンを使ってテストした所、時速６９４ｋｍという初期のジェット機並の速度を出しました）。

  日本海軍最速の航空機でもあります（なので実戦でグラマンを振り切れたのです）。

  ですが、開発に手間取り、制式採用されたのは１９４４年の９月。その頃には日本の空母艦隊は全滅してたので、主に陸上基地から発進して偵察任務に付きました。


  １／１４４で、全長８ｃｍ。


  機体上面を濃緑色、機体下面をグレーで塗装されてます。

  塗装済み模型ですが、タイヤの組立、増槽の取り付け、キャノピー（透明プラ製）の取り付け、着艦フックの取り付け、デカールの貼り付けが必要です。

  タイヤは格納状態と着陸状態の２種類が入ってるので、差し替えでどちらか好きな方を選べます。（着陸タイプの時は増槽を取り付けません）

  完全塗装済みなので、模型作りで一番面倒で、身体にも悪い塗装をしなくても良いのが良いところ。

  塗りはかなりキレイです。


  透明プラの台座付き。

  写真の１枚目は、箱と中身全て。
  写真の２枚目は、組立見本。
  写真の３枚目は、ブリスターの上から機体上面箱。

  写真の４枚目は、ブリスターの裏から機体底面。

  写真の５枚目は、リーフレット。

 

◆発送に関して。