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「Millet 《ミレー展― ボストン美術館蔵》」 図録です。25.7×21.3㎝　203ページ。日本テレビ刊・ソフトカバー。状態は、非常に良好です。送料は、クリックポストで185円です。

★内容：　1984年に日本橋・高島屋ほかで開催された本展は、名高い「種をまく人」や「馬鈴薯植え」、「羊飼いの少女」などのほか、糸を紡ぐ女や編物の稽古、自画像や妻の像、生家グリーシュの近くなど82点の作品が出品され、ミレーの画業のほぼ全容をうかがえるものとなった。

　たくましく働く農民や自然の様子に温かいまなざしを向け、ありのままの姿を描いたジャン=フランソワ・ミレー（Jean-Franois Millet、1814－1875）。フランスのノルマンディー地方の格式ある農家に生まれたミレーは、19歳で画家の修業をはじめ、その後パリ滞在中には、生活のために風俗画や裸婦像も手がけ、1849年、パリ郊外のバルビゾン村に家族で移住した。1850年代にボストン出身の画家がバルビゾンに定住し、その後ミレーの名品を母国に持ち帰ったことから、自然を愛したボストン市民の間にミレー愛好熱が高まり、フランスを凌ぐほど優れた作品を市民が愛蔵した。1876年のボストン美術館開館後、市民がコレクションを寄贈し、多くのミレー作品がボストン美術館に所蔵されている。

　ジャン＝フランソワ・ミレーのボストンの後援者たち　／スーザン・フレミング
　日本とミレー、その序論的考察　／原田平作
　図版・作品解説　
　ボストン美術館所蔵のミレーの手紙　
　ミレー略年譜
　和文ミレー関係文献目録　
　カタログ（出品作品82点）

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