珍しい桃山時代ごろの 瀬戸黒四耳壺30ｃｍです。

一般的な古瀬戸に見られる

鉄釉の釉調とは異なり

恐らくは

瀬戸黒茶碗と同様の製法で

赤々と灼熱の状態からの窯出しから

急冷するという工程で造られ

陶土も桃山茶陶とほぼ一致しており

資料的にも興味深い佳品です。

経年により増した

柔らかみのある味わい深い黒が

活けた草花をより一層

引き立ててくれます。

二耳欠損や

かなりカセてしまっていますが

漆の補修も見られ

茶人に好まれそうな

わびさびと荒々しさをもった

魅力ある壺です。

水漏れ確認して

水漏れはありませんでしたが

草花を活ける際は

念のため

簡易的な落としを

お付けいたしますので

宜しければご活用ください。

※バトミントンの羽は

サイズ確認の為のサンプルです。

★サイズ(約寸)

高さ30ｃｍ

胴径23ｃｍ

口外径10ｃｍ

口内径8ｃｍ

底径12ｃｍ

重量3.8ｋｇほど

素敵なひと時を♪