栗本薫「真夜中の切り裂きジャック」(文庫)です。
連続誘拐殺人の犯人は、僕の恋人なのか…表題作『真夜中の切裂きジャック』。
狂気の殺人者たちを描くサイコ・ホラー―『羽根の折れた天使』『クラスメート』。
“芸”に取り憑かれた人々の哀しくも美しい物語―『獅子』『白鷺』『十六夜』。
『魔境遊撃隊』の印南薫が語る「新日本久戸留綺譚」、魔性の宝石をめぐる恐怖夜話『描目石』。
ホラー、耽美、芸道小説と、バラエティに富んだ傑作短篇集。
ハルキ文庫:定価605円。
栗本薫:別名に中島梓。東京生まれ。早稲田大学文学部卒。
1977年中島梓名義の「文学の輪郭」で群像新人賞評論部門を受賞。
1978年『ぼくらの時代』で江戸川乱歩賞受賞。
以後、作家・栗本薫、評論家・中島梓を使い分けて多彩な文筆活動を展開する。
小説作品は、ミステリ、SF、時代小説、耽美小説と多岐にわたる。
ライフワークともいうべき一大長篇ロマン「グイン・サーガ」は、2005年に100巻を達成したが、
2009年著者病没により130巻が最終巻となった。
著書は『弦の聖域』、『魔界水滸伝』、『真夜中の天使』など、400冊を超える。
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