
ALCHEMY GOTHIC: エリザベス・リング R156
1. 「エリザベスリング」という名称は、一般にイングランド女王エリザベス1世(在位1558-1603年)の治世、すなわちエリザベス朝の時代を連想させます。
エリザベス朝は、イギリスの歴史における「黄金時代」の一つとされ、シェイクスピアの劇や華麗なファッションが花開いた時代です。この名前は、その時代のロマンス、高貴な美学、そして歴史的な重厚さへの憧れを込めて付けられています。
女王自身が「ヴァージン・クイーン」として生涯を独身で通しましたが、その周囲には常にロマンスと政治的な愛憎が渦巻いていました。このリングは、高貴な身分における孤独な愛や永遠の献身という、ロマンティックなテーマを反映しています。
2. リングの王冠のような形状と、その周囲のハート形の透かし彫りは、以下の意味を統合しています。
王冠のモチーフは、王権、権威、高貴な血統、そして神聖な使命を象徴します。着用者に自尊心と統治する力を与えると解釈されます。
王冠にハートのモチーフが組み込まれることで、「高潔な身分における愛の誓い」や「王冠に値する純粋な心」といった意味合いが加わります。
3. 中央の紫や赤のハート型の宝石と、燻された銀色の組み合わせが、このリングを現代のゴシック・ロマンティシズムの文脈に置いています。
ゴシック文化においてハートは、単なる愛ではなく、しばしば悲劇的な愛、失われた愛、痛み、あるいは情熱的な献身を象徴します。
王冠という高貴なシンボルに、心の傷や情熱を示すハートを組み合わせ、ダークな素材で表現することで、「完璧さの中の欠落」や「権威の裏側にある個人の苦悩」という、ゴシックの核心的な美学を表現しています。
イギリスの歴史的ロマンとゴシックの情熱的な愛の哲学が融合した、高潔な献身と孤独な魂を象徴するアクセサリーと言えます。
※Tサイズ・・・USサイズの9と10の間くらい、日本サイズでは20くらいに相当
サイズは英国サイズ表記ですのでご注意下さい。通信販売でお求めの場合、万が一サイズが合わなかったという場合でも返品はお受けできませんので、覚悟の上でご注文下さい。尚、商品の性質上宝石の色合いが若干異なったり、細かなキズなどがある場合があります。
Fantasia/ファンタジア/カタカムナ