Turkish made "Old K" Zildjian Set (22.4" + 20" +18”+ 16”+ 14”HHペア)バラ売り不可
売買を繰り返し現在手元に残っている”Old K”をセット(バラ売り不可)で出品します。特長はそれぞれ別記しますが、全て割れ無し/キーホール無し(またはキーホール極小:18”写真参照)です。バランスよくセレクトされたこのセットをお手元に置くことで”Old K”の底なし沼にハマる危険を回避できるかもしれません。Zildjianハードケースに収納してお届けします。詳細はお問い合わせください。
■ 22.4"(2,521g)
1990年前後に新宿のイシバシ楽器で購入した“New Stamp Type 1”(1967-1971頃)の希少サイズ。当時はこんなヴィンテージが店頭で売られていたんですよね。サイズは22”より若干大きめでシズルホール無し。50~60年代のハードバップにジャストフィットするローピッチ、ダークでクリスプな音色。裏面にエルビン・ジョーンズ氏のサインがありますが、これ、エルビン本人が使っていたわけではなく、ワークショップに参加した時に持参していただいたサインです。
■ 20” (2,912g)
1996年頃にお茶の水イシバシ楽器の中古楽器フェアみたいなイベントで購入。New Stamp(1967-1977頃)後期、おそらく70年代のトルコ工場最終期の製造と思われ、結構なヘビーウエイト。全体に(カップの部分にも)丁寧なハンマリングが施され非常に美しい仕上がりとなっています。シズルホール無し。ハイピッチの強烈な音色で、大きな会場や野外ステージでも生音で通りそうです。
■ 18” (1,456g)
湾岸戦争中の1990年、ニューヨーク マンハッタンのタイムズスクエアにあったドラムショップ(店名は失念)で購入し機内持ち込みで個人輸入。New Stamp(1967-1977頃)後期で、いわゆる “New Stamp Type 2”と言われているOld K。シズルホールが6個所あり、ローピッチでダークな音色。クラッシュライド的に使え、地を這うようなクラッシ音は存在感抜群です。コントロールは難しくなりますが、シズルを付けてもトラッシーでジャジーな音になります。若干のキーホールあり。
■ 16” (1,225g)
“New Stamp Type 1”(1967-1971頃)。1967年に オールドKのアメリカ輸入量が増加し、品質刻印の明確化が始まった時期で、そのため“Type 1“は市場でも希少性が高めとされています。どこで買ったか忘れましたが(カノウプスだっけ?)厚めでラフなレイジングが施されていて、現行品ではIstanbul 各社のTarkシリーズに近いクラッシュです。3個所のシズル付き。ブラシでのクラッシュで伸びのあるとても気持ちのいい音が出ます。
■ 14”HHペア(T:942g / B:946g)
1990年代後半お茶の水イシバシ楽器で購入したペアで、カップ裏部分にZildjian紙シールの貼付がある希少品です。“Old Stamp (1950s)” の IIIb(1953-1956)もしくは IIIc(1956-1957)と呼ばれ、月と星・“Made in Turkey” などが刻まれており、この時期は “Old-Stamp” の末期にあたり、ヴィンテージ市場で最も人気の高い刻印です。センターホールが小さめで、一部のハイハットクラッチが使えない場合があります(DWとYAMAHAは装着確認済み)。これも50~60年代のハードバップにジャストフィットする音色ですが、サイズはぴったり14”なので現行品の厚めのボトムと組み合わせれば今風の音でオールドを遊べます。